...同人懺悔(こひさん)聞き届け候上...
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」
...それは例の気味のわるい予言的な手紙の第三回目の分がそのうち僕の手に届けられるだろうが...
海野十三 「海底都市」
...又しても時平の許(もと)から数々の贈物が届けられた...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...二つの褞袍(どてら)の大きい包を届けたのであった...
豊島与志雄 「湖水と彼等」
...隆吉を送り届けると...
豊島与志雄 「反抗」
...前面に横たわる怪物の正体を見届けようとして...
中里介山 「大菩薩峠」
...それを誰が見届けた」「市中巡邏(しちゅうじゅんら)のおかかりからの仰せつけでござります」「巡邏というのは新撰組のことだろう」「左様でござります」「して...
中里介山 「大菩薩峠」
...そのお様子をすっかりお見届け遊ばされたわけなのでございます...
浜尾四郎 「殺された天一坊」
...あんな手紙はここに送らないだろう」「手紙は届けねばなりません...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...身どもが妻女のもとまで届けておいて下さらぬか」「はあ?」「よいよい...
本庄陸男 「石狩川」
...彼女が美を失って衰え死ぬのを女王自身で見届けるか...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「女王スカァアの笑い」
...芳爺さんが青べかを届けて来た日の...
山本周五郎 「青べか物語」
...さあやってやれってことになったのよ」私のところへ晩めしを届けるころから...
山本周五郎 「青べか物語」
...両名の見届けの判が押してあると申します...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...一綴の書類が寝所へ届けられた...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...私はこの国の秘密を守るため……宮中に出入りして悪魔の正体を見届けるため……そのために総理大臣になったのだ...
夢野久作 「白髪小僧」
...あとからクッ付いて来て様子を見届けているうちに思い付いて...
夢野久作 「一足お先に」
...その木綿は産物の標本として総督夫人の許に届けられ...
和辻哲郎 「鎖国」
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