...蓋(けだ)し早きに失する...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...一時に消失するのを覚える...
海野十三 「地球要塞」
...農民が茫然自失するのも当然だと惻隠をふくめた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...ただ生来の不文のために我学界に礼を失するがごとき点があるかもしれないが...
寺田寅彦 「学位について」
...匆々(そう/\)忙々(ばう/\)と茫然自失する折から人を躍(をど)り立たす様な奏楽(そうがく)の音起つて...
徳富盧花 「燕尾服着初の記」
...火花が出なくなって間もなく消失するのである...
中谷宇吉郎 「線香花火」
...たちまちのうちに草を失するとすぐ森に移ったのである...
夏目漱石 「虞美人草」
...茫然自失する事あるものなり...
夏目漱石 「人生」
...彼女は持っているのでありましょう? 殴打後私が立ち去ってから妻の屍体が紛失する迄の...
西尾正 「陳情書」
...自然的生を生きる限り主體は存在を獲得しつつしかも同時に喪失する...
波多野精一 「時と永遠」
...他の階級の読者に対して全的に魅力を喪失するものでない...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...おそらく一七七〇年の数が過大に失するのであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...一夜大蜥蜴燈の油を吸い竭(つ)くしたちまち消失するを見...
南方熊楠 「十二支考」
...逆にそういう感覚を喪失することの致命性が分るのです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...是は晩(おそ)きに失する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その店またはその販売国は職業の変更によって損失するかもしれないが...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...過失によって会堂を焼失するという不幸に逢ったほかは...
和辻哲郎 「鎖国」
...跡形もなく消失することを喜んだのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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