...一 先ず第一に現在の私がこの著述の訳者として適当なものであるかどうかを...
石川欣一 「日本その日その日」
...この小説を実際書く場合が来れば僕は先ず第一にこれが純然たる小説であることを明瞭にことわるだろう...
石川欣一 「山を思う」
...先ず第一に戦術上の観察を試みよう...
石原莞爾 「戦争史大観」
...先ず第一に、笛吹川画伯の亡くなった時刻に、奥様は何処にいらっしゃいましたか?」「まア、お前は……...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...先ず第一に、最も思慮の浅い者は、この老婆殺しの事件で云えば「植木鉢」という単語に対して、うっかり「金」と答えるかも知れない...
江戸川乱歩 「心理試験」
...泊りの御客は夕方からで御座りまするで……」「しからばここにて一大事を申し聴かすであろうが、先ず第一に、その方に預けて置く品がある...
江見水蔭 「備前天一坊」
...すると先ず第一に...
大阪圭吉 「花束の虫」
...先ず第一に綿貫の秘密すっぱ抜いてやって...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...生活と関係していることを先ず第一に注意しなければならない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...技術の問題は先ず第一に「技術と経済」というような形の問題として提出されるのを常とする...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...会と会員とのための日記という意味を先ず第一に有たなければならぬ...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...それには先ず第一に...
豊島与志雄 「子を奪う」
...先ず第一にその安否を確かめる...
豊島与志雄 「同感」
...三 崇拝する理由数箇条私がソクラテスを好み、かつ崇敬する理由を数箇条にして述べてみるならば、先ず第一には、何事をなすにも、始め己を省み、本心に伺いをたててからするということで、これは、今日世間で頻(しき)りに唱道しつつある、修養なるものの根本となるものである...
新渡戸稲造 「ソクラテス」
...一緒に来て貰い度いが――」「へェ」「先ず第一にお房の死骸だ」「御案内いたします」お房の死骸は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...しかし、君は先ず第一に、君の盾を、鏡のようにはっきりと顔が映るようになるまで、磨かなくてはならない...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...先ず第一に絵画の主題...
宮本百合子 「芸術が必要とする科学」
...先ず第一に彼等の頬(ほお)の黒い斑を...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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