管を巻く(くだをまく)
寝首をかく(ねくびをかく)
愁眉を開く(しゅうびをひらく)
打てば響く(うてばひびく)
点睛を欠く(てんせいをかく)
無くて七癖(なくてななくせ)
胸襟を開く(きょうきんをひらく)
食指が動く(しょくしがうごく)
鼻毛を抜く(はなげをぬく)
一頭地を抜く(いっとうちをぬく)
天高く馬肥ゆ(てんたかくうまこゆ)
奇貨居くべし(きかおくべし)
泣く子は育つ(なくこはそだつ)
秋高く馬肥ゆ(あきたかくうまこゆ)
芸は身を助く(げいはみをたすく)
草苞に国傾く(くさづとにくにかたむく)
閑古鳥が鳴く(かんこどりがなく)
悪事千里を行く(あくじせんりをゆく)
木で鼻をくくる(きではなをくくる)
柔よく剛を制す(じゅうよくごうをせいす)
柔能く剛を制す(じゅうよくごうをせいす)
満つれば虧くる(みつればかくる)
画竜点睛を欠く(がりょうてんせいをかく)
老い木に花咲く(おいきにはなさく)
胡馬北風に嘶く(こばほくふうにいななく)
足をすくわれる(あしをすくわれる)
躓く石も縁の端(つまずくいしもえんのはし)
韓信の股くぐり(かんしんのまたくぐり)
鯛無くば狗母魚(たいなくばえそ)
鳴く猫鼠捕らず(なくねこねずみとらず)
よく学びよく遊べ(よくまなびよくあそべ)
二足の草鞋を履く(にそくのわらじをはく)
千里の馬も蹴躓く(せんりのうまもけつまずく)
天高く馬肥ゆる秋(てんたかくうまこゆるあき)
学者むしゃくしゃ(がくしゃむしゃくしゃ)
我が田へ水を引く(わがたへみずをひく)
枕を高くして寝る(まくらをたかくしてねる)
欲の熊鷹股裂くる(よくのくまたかまたさくる)
氏無くして玉の輿(うじなくしてたまのこし)
浅い川も深く渡れ(あさいかわもふかくわたれ)
浅き川も深く渡れ(あさきかわもふかくわたれ)
生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
生は難く死は易し(せいはかたくしはやすし)
痒い所に手が届く(かゆいところにてがとどく)
痒い所へ手が届く(かゆいところへてがとどく)
痛くも痒くもない(いたくもかゆくもない)
重箱の隅をつつく(じゅうばこのすみをつつく)
阿漕が浦に引く網(あこぎがうらにひくあみ)
二足のわらじを履く(にそくのわらじをはく)
労多くして功少なし(ろうおおくしてこうすくなし)
友は得難く失い易し(ともはえがたくうしないやすし)
埋もれ木に花が咲く(うもれぎにはながさく)
小を捨てて大に就く(しょうをすててだいにつく)
戴く物は夏もお小袖(いただくものはなつもおこそで)
月満つれば則ち虧く(つきみつればすなわちかく)
朝雨は女の腕まくり(あさあめはおんなのうでまくり)
栄耀に餅の皮を剥く(えようにもちのかわをむく)
機に因って法を説く(きによってほうをとく)
泣くまで待とう時鳥(なくまでまとうほととぎす)
焼け木杭に火がつく(やけぼっくいにひがつく)
羮に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)
羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)
蟻の思いも天に届く(ありのおもいもてんにとどく)
豆を煮るに萁を燃く(まめをにるにまめがらをたく)
針の穴から天を覗く(はりのあなからてんをのぞく)
鳴く猫は鼠を捕らぬ(なくねこはねずみをとらぬ)
九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく)
兄たり難く弟たり難し(けいたりがたくていたりがたし)
創業は易く守成は難し(そうぎょうはやすくしゅせいはかたし)
四角な座敷を丸く掃く(しかくなざしきをまるくはく)
家貧しくして孝子顕る(いえまずしくしてこうしあらわる)
恒産なくして恒心なし(こうさんなくしてこうしんなし)
明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)
朱に交われば赤くなる(しゅにまじわればあかくなる)
痛くない腹を探られる(いたくないはらをさぐられる)
目に入れても痛くない(めにいれてもいたくない)
芸術は長く人生は短し(げいじゅつはながくじんせいはみじかし)
菩薩は実が入れば俯く(ぼさつはみがいればうつむく)
葦の髄から天井を覗く(よしのずいからてんじょうをのぞく)
見ると聞くとは大違い(みるときくとはおおちがい)
親は無くとも子は育つ(おやはなくともこはそだつ)
言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)
遠くて近きは男女の中(とおくてちかきはだんじょのなか)
遠くて近きは男女の仲(とおくてちかきはだんじょのなか)
鴨が葱を背負ってくる(かもがねぎをしょってくる)
鷺を烏と言いくるめる(さぎをからすといいくるめる)
丸くとも一角あれや人心(まるくともひとかどあれやひとごころ)
天は自ら助くる者を助く(てんはみずからたすくるものをたすく)
小さくとも針は呑まれぬ(ちいさくともはりはのまれぬ)
小異を捨てて大同につく(しょういをすててだいどうにつく)
小異を捨てて大同に就く(しょういをすててだいどうにつく)
少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすくがくなりがたし)
思う事言わねば腹ふくる(おもうこといわねばはらふくる)
死んで花実が咲くものか(しんではなみがさくものか)
泣く子と地頭には勝てぬ(なくことじとうにはかてぬ)
烏頭白くして馬角を生ず(うとうしろくしてうまつのをしょうず)
稼ぐに追いつく貧乏なし(かせぐにおいつくびんぼうなし)
船頭多くして船山に上る(せんどうおおくしてふねやまにのぼる)
鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
骨折り損のくたびれ儲け(ほねおりぞんのくたびれもうけ)
一円を笑う者は一円に泣く(いちえんをわらうものはいちえんになく)
一銭を笑う者は一銭に泣く(いっせんをわらうものはいっせんになく)
人事を尽くして天命を待つ(じんじをつくしててんめいをまつ)
売り家と唐様で書く三代目(うりいえとからようでかくさんだいめ)
小さく生んで大きく育てる(ちいさくうんでおおきくそだてる)
小さく生んで大きく育てろ(ちいさくうんでおおきくそだてろ)
敵もさるもの引っ掻くもの(てきもさるものひっかくもの)
無くて七癖あって四十八癖(なくてななくせあってしじゅうはっくせ)
焼き餅焼くとて手を焼くな(やきもちやくとててをやくな)
煽てと畚には乗りたくない(おだてともっこにはのりたくない)
遠くの親戚より近くの他人(とおくのしんせきよりちかくのたにん)
遠くの親類より近くの他人(とおくのしんるいよりちかくのたにん)
重箱の隅を楊枝でほじくる(じゅうばこのすみをようじでほじくる)
天災は忘れた頃にやってくる(てんさいはわすれたころにやってくる)
文はやりたし書く手は持たぬ(ふみはやりたしかくてはもたぬ)
文は遣りたし書く手は持たず(ふみはやりたしかくてはもたず)
断じて行えば鬼神も之を避く(だんじておこなえばきしんもこれをさく)
有りての厭い、亡くての偲び(ありてのいとい、なくてのしのび)
理屈と膏薬はどこへでもつく(りくつとこうやくはどこへでもつく)
理屈と膏薬は何処へでも付く(りくつとこうやくはどこへでもつく)
田を行くも畦を行くも同じ事(たをいくもあぜをいくもおなじこと)
冷や酒と親の意見は後から利く(ひやざけとおやのいけんはあとからきく)
女房の妬くほど亭主もてもせず(にょうぼうのやくほどていしゅもてもせず)
好事門を出でず悪事千里を行く(こうじもんをいでずあくじせんりをゆく)
権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる(ごんべえがたねまきゃからすがほじくる)
百里を行く者は九十を半ばとす(ひゃくりをゆくものはきゅうじゅうをなかばばとす)
鶏を割くになんぞ牛刀を用いん(にわとりをさくになんぞぎゅうとうをもちいん)
鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん(にわとりをさくにいずくんぞぎゅうとうをもちいん)
始めは処女の如く後は脱兎の如し(はじめはしょじょのごとくのちはだっとのごとし)
柚が黄色くなれば医者が青くなる(ゆずがきいろくなればいしゃがあおくなる)
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥(きくはいっときのはじ、きかぬはいっしょうのはじ)
聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥(きくはいっときのはじ、きかぬはまつだいのはじ)
越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく)
鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす(なくせみよりもなかぬほたるがみをこがす)
人はパンのみにて生くるものにあらず(ひとはぱんのみにていくるものにあらず)
去り跡へは行くとも死に跡へは行くな(さりあとへはいくともしにあとへはいくな)
善く游ぐ者は溺れ、善く騎る者は堕つ(よくおよぐものはおぼれ、よくのるものはおつ)
父母の恩は山よりも高く海よりも深し(ふぼのおんはやまよりもたかくうみよりもふかし)
越鳥南枝に巣をかけ、胡馬北風に嘶く(えっちょうなんしにすをかけ、こばほくふうにいななく)
宝の山に入りながら手を空しくして帰る(たからのやまにいりながらてをむなしくしてかえる)
立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花(たてばしゃくやくすわればぼたんあるくすがたはゆりのはな)
男やもめに蛆がわき、女やもめに花が咲く(おとこやもめにうじがわき、おんなやもめにはながさく)
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し(ひとのいっしょうはおもにをおうてとおきみちをゆくがごとし)
始めちょろちょろ中ぱっぱ赤子泣くとも蓋取るな(はじめちょろちょろなかぱっぱあかごなくともふたとるな)
結婚前は目を大きく見開き、結婚したら半分閉じよ(けっこんまえはめをおおきくみひらき、けっこんしたらはんぶんとじよ)
ロバが旅に出たところで馬になって帰ってくるわけでは(ろばがたびにでたところでうまになってかえってくるわけではない)
くいぜを守る(くいぜをまもる)
一目置く(いちもくおく)
口を利く(くちをきく)
口を開く(くちをひらく)
地で行く(じでゆく)
夢を抱く(ゆめをいだく)
夢を描く(ゆめをえがく)
天を衝く(てんをつく)
宙に浮く(ちゅうにうく)
尻に敷く(しりにしく)
尻を叩く(しりをたたく)
尾を引く(おをひく)
床に就く(とこにつく)
底を突く(そこをつく)
弓を引く(ゆみをひく)
後を引く(あとをひく)
心が動く(こころがうごく)
心に描く(こころにえがく)
心に響く(こころにひびく)
心を砕く(こころをくだく)
息をつく(いきをつく)
息を抜く(いきをぬく)
手が届く(てがとどく)
手が空く(てがあく)
手を引く(てをひく)
手を抜く(てをぬく)
手を拱く(てをこまねく)
手を焼く(てをやく)
方が付く(かたがつく)
旗を巻く(はたをまく)
板に付く(いたにつく)
横を向く(よこをむく)
歯が浮く(はがうく)
気が付く(きがつく)
気が利く(きがきく)
気が向く(きがむく)
気が急く(きがせく)
気を吐く(きをはく)
気を引く(きをひく)
水があく(みずがあく)
泥を吐く(どろをはく)
火が付く(ひがつく)
火を吹く(ひをふく)
煙に巻く(けむにまく)
牙を剥く(きばをむく)
甘く見る(あまくみる)
目が利く(めがきく)
目が届く(めがとどく)
目に付く(めにつく)
目を剥く(めをむく)
目を引く(めをひく)
盾を突く(たてをつく)
眉を開く(まゆをひらく)
種を蒔く(たねをまく)
穴があく(あながあく)
筆をおく(ふでをおく)
箔が付く(はくがつく)
糸を引く(いとをひく)
緒に就く(ちょにつく)
群を抜く(ぐんをぬく)
耳に付く(みみにつく)
耳を劈く(みみをつんざく)
胸がすく(むねがすく)
胸を突く(むねをつく)
腕を拱く(うでをこまぬく)
腕を磨く(うでをみがく)
膝を叩く(ひざをたたく)
舌を巻く(したをまく)
芽を吹く(めをふく)
苦もなく(くもなく)
虚を衝く(きょをつく)
裏をかく(うらをかく)
話が付く(はなしがつく)
足が付く(あしがつく)
足が向く(あしがむく)
身に付く(みにつく)
身を砕く(みをくだく)
門を叩く(もんをたたく)
雪を欺く(ゆきをあざむく)
雲を衝く(くもをつく)
音に聞く(おとにきく)
頤を解く(おとがいをとく)
頭にくる(あたまにくる)
頭を掻く(あたまをかく)
顔が利く(かおがきく)
鼻が利く(はながきく)
鼻に付く(はなにつく)
鼻を突く(はなをつく)
はかが行く(はかがゆく)
不意を突く(ふいをつく)
世話を焼く(せわをやく)
人目に付く(ひとめにつく)
人目を引く(ひとめをひく)
何処吹く風(どこふくかぜ)
出端を挫く(ではなをくじく(でばなをくじく))
大口を叩く(おおぐちをたたく)
察しがつく(さっしがつく)
尻をまくる(しりをまくる)
尻尾を巻く(しっぽをまく)
尾鰭が付く(おひれがつく)
度肝を抜く(どぎもをぬく)
弱音を吐く(よわねをはく)
得心が行く(とくしんがいく)
念頭に置く(ねんとうにおく)
意を尽くす(いをつくす)
意表を突く(いひょうをつく)
手を尽くす(てをつくす)
易きに付く(やすきにつく)
法螺を吹く(ほらをふく)
潰しが効く(つぶしがきく)
物心が付く(ものごころがつく)
目先が利く(めさきがきく)
目処が付く(めどがつく)
目端が利く(めはしがきく)
目鼻が付く(めはながつく)
算盤を弾く(そろばんをはじく)
肝胆を披く(かんたんをひらく)
肝胆を砕く(かんたんをくだく)
胡坐をかく(あぐらをかく)
臆面もなく(おくめんもなく)
螺子を巻く(ねじをまく)
足が遠のく(あしがとおのく)
重きを置く(おもきをおく)
あくせくする(あくせくする)
お高くとまる(おたかくとまる)
そっぽを向く(そっぽをむく)
レールを敷く(れーるをしく)
一も二もなく(いちもにもなく)
三つ指をつく(みつゆびをつく)
何くれと無く(なにくれとなく)
墨子糸に泣く(ぼくしいとになく)
天馬空を行く(てんばくうをゆく)
季札剣を挂く(きさつけんをかく)
小回りが利く(こまわりがきく)
尻に火が付く(しりにひがつく)
庖丁牛を解く(ほうていうしをとく)
怒髪天を衝く(どはつてんをつく)
意を強くする(いをつよくする)
指をくわえる(ゆびをくわえる)
曰く言い難し(いわくいいがたし)
死力を尽くす(しりょくをつくす)
気が遠くなる(きがとおくなる)
気を悪くする(きをわるくする)
気を良くする(きをよくする)
泣く子も黙る(なくこもだまる)
痛い所を衝く(いたいところをつく)
痴人夢を説く(ちじんゆめをとく)
目もくれない(めもくれない)
目を丸くする(めをまるくする)
穴のあくほど(あなのあくほど)
綺羅星の如く(きらほしのごとく)
耳をくすぐる(みみをくすぐる)
肩が軽くなる(かたがかるくなる)
胸に手を置く(むねにてをおく)
胸を熱くする(むねをあつくする)
言葉を尽くす(ことばをつくす)
話に花が咲く(はなしにはながさく)
赤信号が付く(あかしんごうがつく)
首を長くする(くびをながくする)
ベストを尽くす(べすとをつくす)
人を裁くなかれ(ひとをさばくなかれ)
功を一簣に虧く(こうをいっきにかく)
十年一剣を磨く(じゅうねんいっけんをみがく)
大きな口をきく(おおきなくちをきく)
尾を泥中に曳く(おをでいちゅうにひく)
手ぐすねを引く(てぐすねをひく)
枯れ木に花咲く(かれきにはなさく)
減らず口を叩く(へらずぐちをたたく)
目頭が熱くなる(めがしらがあつくなる)
背筋が寒くなる(せすじがさむくなる)
至れり尽くせり(いたれりつくせり)
踏ん切りがつく(ふんぎりがつく)
任重くして道遠し(にんおもくしてみちとおし)
優曇華の花が咲く(うどんげのはながさく)
取り付く島もない(とりつくしまもない)
口が酸っぱくなる(くちがすっぱくなる)
口を酸っぱくする(くちをすっぱくする)
痛くも痒くも無い(いたくもかゆくもない)
目くじらを立てる(めくじらをたてる)
目の前が暗くなる(めのまえがくらくなる)
聞く耳を持たない(きくみみをもたない)
腸が煮えくり返る(はらわたがにえくりかえる)
蚊の鳴くような声(かのなくようなこえ)
おくびにも出さない(おくびにもださない)
それでも地球は動く(それでもちきゅうはうごく)
可もなく不可もなし(かもなくふかもなし)
君子は庖厨を遠ざく(くんしはほうちゅうをとおざく)
民信無くんば立たず(たみしんなくんばたたず)
牛刀を以て鶏を割く(ぎゅうとうをもってにわとりをさく)
薫蕕器を同じくせず(くんゆううつわをおなじくせず)
越鳥は南枝に巣くう(えっちょうはなんしにすくう)
兄たり難く、弟たり難し(けいたりがたく、ていたりがたし)
己の長を説くことなかれ(おのれのちょうをとくことなかれ)
痛くもない腹を探られる(いたくもないはらをさぐられる)
あつものに懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)
子を知るは父に若くはなし(こをしるはちちにしくはなし)
罪無くして配所の月を見る(つみなくしてはいしょのつきをみる)
輝くもの必ずしも金ならず(かがやくものかならずしもきんならず)
鳴くまで待とうほととぎす(なくまでまとうほととぎす)
赤心を推して人の腹中に置く(せきしんをおしてひとのふくちゅうにおく)
身体髪膚、これを父母に受く(しんたいはっぷ、これをふぼにうく)
長袖よく舞い、多銭よく商う(ちょうしゅうよくまい、たせんよくあきなう)
断じて行えば鬼神もこれを避く(だんじておこなえばきじんもこれをさく)
王侯将相いずくんぞ種あらんや(おうこうしょうしょういずくんぞしゅあらんや)
功成り名遂げて身退くは天の道なり(こうなりなとげてみしりぞくはてんのみちなり)
燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや(えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや)
大国を治むるは小鮮を烹るがごとくす(たいこくをおさむるはしょうせんをにるがごとくす)
始めは処女のごとく後は脱兎のごとし(はじめはしょじょのごとくのちはだっとのごとし)
書は言を尽くさず、言は意を尽くさず(しょはげんをつくさず、げんはいをつくさず)
人一度これをよくせば、己これを百度す(ひとひとたびこれをよくせば、おのれこれをひゃくたびす)
未だ生を知らず、いずくんぞ死を知らん(いまだせいをしらず、いずくんぞしをしらん)
ことごとく書を信ずれば、書無きに如かず(ことごとくしょをしんずれば、しょなきにしかず)
鳥のまさに死なんとする、その鳴くや哀し(とりのまさにしなんとする、そのなくやかなし)
貧にして諂うこと無く、富みて驕ること無し(ひんにしてへつらうことなく、とみておごることなし)
人の一生は重荷を負いて遠き道を行くがごとし(ひとのいっしょうはおもにをおいてとおきみちをゆくがごとし)
山中の賊を破るは易く、心中の賊を破るは難し(さんちゅうのぞくをやぶるはやすく、しんちゅうのぞくをやぶるはかたし)
書を読むを好めども、甚だしくは解せんことを求めず(しょをよむをこのめども、はなはだしくはかいせんことをもとめず)
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