...私はその人の言動の誠実さを疑いたい...
豊島与志雄 「或る日の対話」
...」そしてクリストフはチューリッヒの剛健な市民ゴットフリート・ケルレル老人――峻厳(しゅんげん)な誠実さと郷土的な強い風味とによって彼には最もなつかしい作家の一人――の詩句を引用していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その誠実さは、目に見えるものであり、手に触れられるものであり、否定し得べからざるものであり、そのために彼が自ら受けた悲痛の情によっても明らかに知らるるものであって、真実か否かの穿鑿(せんさく)を不用ならしめ、彼が言ったすべてに権威を与えていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「労を厭わずして微を積むを敢てする学者的態度の誠実さに悦服」されたそうである...
中谷宇吉郎 「露伴先生と科学」
...これだけの考察を進められた寺田先生の態度の「誠実さに悦服」された露伴先生の心構えにも...
中谷宇吉郎 「露伴先生と科学」
...*12われわれの誠実さを脅かす...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...そして次の一歩に誠実さを籠めることだ...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...誠実さとの問題に関して...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...けれども誠実さは何といっても狭い道を行く...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...次の一歩に誠実さを籠めたいのだ...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...*56「表現は所詮自己を許容する量の多少のあらわれにすぎぬ」「誠実さは常に全き孤独の中にある」この箴言(しんげん)の前に...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...私はもっとも親しい友人たちの注意や誠実さえ疑った...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「早すぎる埋葬」
...マクスウェルの言い方には誠実さがある...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...それの可能な人は前提として誠実さ勤勉の資質がいるとツワイクは云っているが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...宮の朝顔の姫君はよほど以前から今日までも忘れずに愛を求めてくる源氏には普通の男性に見られない誠実さがあるのであるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中将の娘に対する誠実さは...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...聖典と並んだ生理の書として扱う誠実さは...
横光利一 「欧洲紀行」
...日本人の誠実さを知った外国人の豪い人物たちが...
横光利一 「旅愁」
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