...後顧の憂なくして西上の旗を翻すは...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...百里の波を翻すありさまは...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...遠くから葉子の心を翻す手段を講ずるようなのんきなまねがして済ましていられよう...
有島武郎 「或る女」
...屋上ではせんたく物を朝風に翻すおかみさんたちの群れもある...
寺田寅彦 「音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」」
...そして、天子を奉じて、錦旗を翻すなら、戦はそれまでであろう...
直木三十五 「南国太平記」
...身を翻すと脱兎の如く船底をめがけて駆け込んでしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...翻すことができるものでないということを...
中里介山 「大菩薩峠」
...あばよ」ヒラリと身を翻すと...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...もちろん彼の決心をけっして翻すことはできなかったが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...差出すに名刺あり翻すに幟(のぼり)あり...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...めいめい自分の前の大きな御経の本を取つて掛け声諸共にばらばらつと翻すのである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...天空を飛翻する鳶の如く悠々と「大車輪」の業を見せて...
牧野信一 「或る日の運動」
...天空を飛翻する鳶の如く悠々と「大車輪」の業を見せて...
牧野信一 「「或る日の運動」の続き」
...鳶と舞ふては翼を翻す戦ひや...
牧野信一 「喧嘩咄」
...おそらく街々の角なみに「艦隊入港」の歓迎旗を翻す真夏の微風に...
牧野信一 「緑の軍港」
...白鳥が翼を翻す凄まじさでメイ子が打ち狂うてゐる光景を認めた...
牧野信一 「武者窓日記」
...もっと高く反逆の旗を翻すにちがいない...
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」
...江を翻す弁才があります...
吉川英治 「三国志」
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