...ただ躍り上るような軽やかさ……真っ白な妻の肌に銃弾を打ち込み...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...炊きたての真っ白な飯が...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...ほんの少しばかりの色素がその真っ白な肌の中に潜んでいるのを見逃さなかった...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...却(かえ)って真っ白な地肌(じはだ)の下に鉛色の部分がくっきり沈澱(ちんでん)して見えるので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...肌(はだ)が抜ける程真っ白なので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...真っ白な御飯の上に正体の分らん真っ赤な生の魚の肉が載ってるのんは...
谷崎潤一郎 「細雪」
...真っ白な右脚の脛(はぎ)に印せられた痣の痕を見せた...
谷崎潤一郎 「少年」
...真っ白な繊(こま)かな透き靴足袋の上にX形に綾取(あやど)られていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...真っ白な屋根の波をキラキラと照らす風情は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そのドレスから真っ白な腕と首がすっと伸びるさまは...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...まるで手品師(てづまし)が真っ白なまま函へ入れた粉(しんこ)細工の蓋(ふた)とればたちまち紅美しき桃の花一輪とは変っているように...
正岡容 「小説 圓朝」
...そこはいちめん真っ白な八寒の盆地でありまして...
吉川英治 「江戸三国志」
...髪も髯も真っ白なのに...
吉川英治 「三国志」
...その真っ白な水煙のなかで...
吉川英治 「新書太閤記」
...赭(あか)ら顔で髪の真っ白な老将が...
吉川英治 「源頼朝」
...真っ白な泡つぶの流れてゆく水を見て...
吉川英治 「宮本武蔵」
...唐門道(からもんみち)の真っ白な月下を...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...南の方に真っ白な入道雲がひときわ高くムクムクと持ち上がり...
和辻哲郎 「地異印象記」
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