...お千は不意を喰らって狼狽(ろうばい)し...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...」「いや、いや、」私は狼狽して、あぐらを組み直した...
太宰治 「乞食学生」
...敏子さんは訳の分らない狼狽を覚えた...
豊島与志雄 「好意」
...しかし彼は狼狽(ろうばい)のあまり父を待たないで...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...狼狽(ろうばい)せる旧パリーに飛びかかって毛髪を逆立てたそれらの者は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...バスクとニコレットとはすっかり狼狽(ろうばい)して...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お雪の驚き呆(あき)れて狼狽(ろうばい)するのみならず、その狼狽に、憤慨の勢いを加えたのもぜひがないことです...
中里介山 「大菩薩峠」
...何でござるてな……」彼等は狼狽(ろうばい)したが...
中里介山 「大菩薩峠」
...またまた擬議狼狽してしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...後目(しりめ)に余が驚愕(きょうがく)と狼狽(ろうばい)を心地(ここち)よげに眺(なが)めている女を...
夏目漱石 「草枕」
...火のついたやうに狼狽ててしまつた...
原民喜 「火の踵」
...あれと驚(おどろ)きし顏(かほ)つきの例(れい)に似合(にあは)ぬ狼狽(あわて)かたがをかしきとて...
樋口一葉 「にごりえ」
...且つ任された小森軍医は流石に狼狽した...
平光吾一 「戦争医学の汚辱にふれて」
...どうかちょっと」又四郎は狼狽(ろうばい)し当惑していった...
山本周五郎 「百足ちがい」
...狼狽なさる必要はありますまいに」と...
吉川英治 「三国志」
...狼狽(ろうばい)をかくしながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...その狼狽(ろうばい)をとり鎮(しず)めてから...
吉川英治 「新書太閤記」
...手配をせい』狼狽する安井...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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