...明日は炊くわ...
泉鏡花 「婦系図」
...電線といつしよに夏山越えて来た・朝から水をのむほがらかな空六月一日酔中夢なし、ほつかり覚めて、飯を炊く、そして酒を飲む...
種田山頭火 「行乞記」
...六日ぶりに御飯を炊く...
種田山頭火 「其中日記」
...頼まれた短冊を書いて送るべく、学校に樹明君を訪ねて郵税を借りる、酒代を貰ふ、夕方訪ねようといふ、……飯を炊く、鰯を焼く、酒を注ぐ、……ああいそがしい...
種田山頭火 「其中日記」
...お祝ひの一句を贈つた――月のあかるい空へあけはなつ久しぶりに麦飯を炊く...
種田山頭火 「其中日記」
...そのまゝ起きて御飯を炊く...
種田山頭火 「其中日記」
...』鍋一つ、バケツ二つ、水を汲むにも、飯を炊くにも、物を洗ふにも、すべて皆これで間に合はせた...
田山花袋 「歸國」
...初めて飯を炊くというような風で...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...この中へ入れて炊くお米まで持って歩くわけには参りませぬ」「冗談を言ってはいけない...
中里介山 「大菩薩峠」
...薪を運ぶ男、火を焚く女、飯を炊く者、汁を煮る者、崖ぷちの共同炊事場は混み合う...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...ザクリ ザツクリ鼬が お飯(まんま)炊くだとさ...
野口雨情 「未刊童謡」
...それを厭ふてなるべく飯を炊く事をやる...
正岡子規 「病牀六尺」
...蓋の上へ圧石(おしいし)を置いて炊くと一層よく出来る位ですから御飯を炊く時その心持を忘れてはなりません...
村井弦斎 「食道楽」
...あるいは外の鮨のように炊きたての御飯へ酢と塩とを混ぜても出来ますけれども炊く時に酢を混ぜた方が味もよく出来ます...
村井弦斎 「食道楽」
...小勢(こぜい)な家(うち)では大きなお釜で少し炊くからどうしても美味しく出来ません...
村井弦斎 「食道楽」
...各戸ともお粥を炊く日であった...
柳田国男 「故郷七十年」
...米と麥とを併せ炊く飯をハンバグといふのも...
柳田國男 「食料名彙」
...朝の兵糧を炊くのにさっそくこまるぜ」「――掃除(そうじ)をして新しい水を入(い)れかえなけりゃ……」「やっかいだな...
吉川英治 「神州天馬侠」
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