...そしておほきな湯船にはだかのからだを再び漬ける時など...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...「こんな漬け物のお裾分けはことわるね」と俺は言った...
高見順 「いやな感じ」
...もう一度塩水をかえてていねいに漬けると...
高村光太郎 「山の春」
...漬けた桶が幾つも並んでゐる...
武田麟太郎 「反逆の呂律」
...素焼きにして二杯酢に漬け...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...たか菜を煮たり漬けたり...
種田山頭火 「松山日記」
...その中に真白な鈴蘭(すずらん)を茎ごと漬けた...
夏目漱石 「それから」
...早くさめるように海水に漬けておいたが...
久生十蘭 「ノア」
...シャンペン酒ももう氷槽に漬けてございます」美人は恥かしそうにニッコリと笑い...
久生十蘭 「魔都」
...茄子(なす)を切って水の中へ三十分漬けて布巾(ふきん)でその水気を拭き取って揚げてもよし...
村井弦斎 「食道楽」
...最初水と砂糖とを煮立て水に漬けて軟かくなしたるゼラチンを入れて能く溶し火より下し玉子の黄身の能く釈(と)きしものをツブツブの出来ぬよう手早く混ぜ他の器へ移入れてさまし少し固まりし時白身二ツを泡立てて混ぜ型へ入れて能く冷し前法の如く型より抜取るなり...
村井弦斎 「食道楽」
...糠(ぬか)六合に塩四合を白水(しろみず)で煉(ね)ってその中へ鰯を漬けて圧石(おし)をして二日ばかり過ぎて後(のち)糠を洗って酢で食べてもよいし炙(や)いてもよし...
村井弦斎 「食道楽」
...別にパンを切ってその中へ十分間ほど漬けておくとパンが大層膨れます...
村井弦斎 「食道楽」
...翌日取出して煮醤油へ漬けるなり...
村井弦斎 「食道楽」
...味噌は買うが漬け物は自分で漬ける...
山本周五郎 「季節のない街」
...冬の間に喰べられるよう漬けこんで置こう...
吉川英治 「新書太閤記」
...宇治川を水漬けにして掻き渡る木曾の御料を九郎判官といった類のすこぶる下手(げて)な地(じ)ぐち調の狂歌にすぎない...
吉川英治 「随筆 新平家」
...紫蘇(しそ)と唐辛子(とうがらし)を漬けこんであって...
吉川英治 「宮本武蔵」
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