「渡り」の意味
移動すること
小説での「渡り」の使い方
...「このままこの船でお帰りなさるがいいね」とそのどてらを着た中年の世渡り巧者らしいのが葉子の顔を窺(うかが)い窺いいうと...
有島武郎 「或る女」
...僕が棹(さお)を取り妻が舵(かじ)を取るという小さな舟で世渡りをするのだ...
伊藤左千夫 「去年」
...相次いで伝えられ手から手へ渡りゆき...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...賢い渡り鳥共は彼の家の上空を通らなくなつた...
中島敦 「名人傳」
...折から空の高くを飛び過ぎて行く渡り鳥の群に向って狙いを定める...
中島敦 「名人伝」
...「よいぐあいに世渡りする上手者(じょうずもの)...
新渡戸稲造 「自警録」
...あるいはなんの思想をも抱(いだ)かずに世渡りをする者に対しては...
新渡戸稲造 「自警録」
...日本橋の店も人手に渡り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――」「広小路から橋を渡り切るまでに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...秘藏の和蘭渡りの赤い酒に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...トーチカ心臓の世渡り二人組...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この地に善(よ)き世渡りのたつきあらば...
森鴎外 「舞姫」
...おそらく広瀬の下流を渡り...
吉川英治 「上杉謙信」
...空をゆく渡り鳥の群れしか見えなかった...
吉川英治 「三国志」
...そこの渡りの板へ向って...
吉川英治 「私本太平記」
...渡り板へ追い立てた...
吉川英治 「私本太平記」
...いつでもお渡りくださいませ」と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...乱世の方便としての世渡りに...
吉川英治 「宮本武蔵」
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