...たとい科学の上では有り得ない話でも...
太宰治 「雪の夜の話」
...故に能役者の場合は女形や二枚目の素顔に接してお座がさめたと云うようなことは有り得ない...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...いかなる他の能力も有り得ないからである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...きれいでない新婦などは有り得ないのである...
寺田寅彦 「錯覚数題」
...今日の意味での科学的事実では到底有り得ない事はもちろんであるが...
寺田寅彦 「化け物の進化」
...ここでは俳諧は有り得ない...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...全然有り得ないことではない...
中谷宇吉郎 「吉右衛門と神鳴」
...一として実に有り得ないからだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...いかなる新詩形も日本には有り得ないのだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...そんな不思議なことは有り得ない...
萩原朔太郎 「童話と教育について」
...「今まで経験したことがない実例も今までに経験した実例に似ている」という命題を証明する「論証的」な論拠は有り得ないということは...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...農を営もうと企てることは有り得ないであろう...
柳田国男 「海上の道」
...生命の前には現実も無く神秘もまた有り得ない...
山村暮鳥 「小川芋銭」
...観念や理想をかたちづくるものは常に第一義では有り得ない...
山本周五郎 「新潮記」
...どうしても宗教に救いを求めなければならないという状態は有り得ないんだ」「然し実際にはあれだけ悲惨な迫害史を遺した切支丹もあるし...
山本周五郎 「新潮記」
...――幕府の探索ということも有り得ないことではない...
山本周五郎 「新潮記」
...それはとうてい有り得ないことであったから...
山本周五郎 「柳橋物語」
...いやこれから先はなほ有り得ないやうな藝術家なのである...
吉川英治 「折々の記」
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