...かえって男の心というものを裏返してとっくりと見きわめたその心が...
有島武郎 「或る女」
...とっくり熟考した末に...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...自分でとっくりわかる時があるのである...
中井正一 「美学入門」
...とっくりと意見を試みて行ったその人と...
中里介山 「大菩薩峠」
...とっくり訳(わけ)を話しましょうから...
夏目漱石 「門」
...ビールの徳利(とっくり)へ味淋を買って来ては一人で楽しみに飲んでいたのさ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...それもとっくりと個人的に...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...とっくりと聴いて見たいと思っている...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...「御隠居さま、まず、とっくりと、お目をお止めなすって――だれの死骸(なきがら)だか――どなたさまの、おなきがらだか、御覧なすって下せえまし」三斎隠居は、青ざめた...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...彼にとっくり会得させることができるでございましょう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...我々がとっくり自分を判断するならば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...徳利(とっくり)...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...冷たい空の徳利(とっくり)を持って...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...そのうえでとっくり話したいこともある」「厚顔(こうがん)なる哉...
吉川英治 「三国志」
...蛾次郎(がじろう)のまえにある一本の徳利(とっくり)と...
吉川英治 「神州天馬侠」
...とっくりとそれを読んでゆくうちに...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...それからとっくりと話して進ぜる」「た...
吉川英治 「宮本武蔵」
...とっくり検分してみなさるがいいや...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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