「方寸」の意味
心の奥底や本心
「方寸」の例文(場面別)
- 日常会話「方寸が乱れて、何も手につかないよ」
- 文学表現「彼女の言葉で私の方寸は揺らいだ」
- ビジネス「緊急時でも方寸を乱さず対応を」
- 心理カウンセリング「クライアントの方寸に寄り添う姿勢が大切です」
小説での「方寸」の使い方
...例:彼女の方寸は読み取れない...
...例:方寸の地に家を建てる...
...例:方寸を定めて監視する...
...例:方寸に思うままに泣いた...
...例:料理の味付けには、方寸が大事だ...
...それに「方寸」の連中...
高村光太郎 「ヒウザン会とパンの会」
...鍬打ち込まぬ方寸の土も無くものの見事に掘り返し...
太宰治 「新釈諸国噺」
...惟(おも)うにその方寸の胸間...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...何のためか――それは親爺の方寸にあることです...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...鳩居堂(きゅうきょどう)で方寸千言(ほうすんせんげん)という常用の筆五十本線香二束(にそく)を買い亀屋(かめや)の舗(みせ)から白葡萄酒(しろぶどうしゅ)二本ぶらさげて外濠線(そとぼりせん)の方へ行きかけた折であった...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...万事(ばんじ)方寸(はうすん)の中(うち)にありさ...
永井荷風 「すみだ川」
...一(いつ)にあなた方の方寸である...
中里介山 「大菩薩峠」
...人というものは迷う時は方寸も千里の闇に似て...
中里介山 「大菩薩峠」
...霊台方寸(れいだいほうすん)のカメラに澆季溷濁(ぎょうきこんだく)の俗界を清くうららかに収め得(う)れば足(た)る...
夏目漱石 「草枕」
...方寸(ほうすん)の杉箸(すぎばし)に交(ま)ぜ繰り返す...
夏目漱石 「虞美人草」
...押原右内一人の方寸から出ていることがわかった...
久生十蘭 「鈴木主水」
...その方寸(ほうすん)の中には竊(ひそか)に必敗を期しながらも...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...その方寸を聞いておきたいのだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...謙信公の御方寸(ごほうすん)ではないか...
吉川英治 「上杉謙信」
...どういう方寸か知らないが...
吉川英治 「江戸三国志」
...こッちの方寸は」「この質屋で姿を更えて行った女が...
吉川英治 「江戸三国志」
...何ぼ何でも」「いやおれには方寸がある...
吉川英治 「私本太平記」
...しかとした方寸(ほうすん)がたたみこまれているものと信じて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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