...其間は純一な敬虔な心になつて居りますのも...
ウィリアム・バトラー・イエーツ William Butler Yeats 芥川龍之介訳 「春の心臓」
...敬虔なる真理の帰依者(きえしや)スピノザも亦(また)斯(か)くの如くなりき...
石川啄木 「閑天地」
...したがって文庫出版については敬虔なる態度を持し...
岩波茂雄 「岩波文庫論」
...社会改良家をそんなに悲しますものは不幸にある自分の仲間に対する同情ではなく――たとえ彼が神の最も敬虔な子であるにしても――彼の個人的な悩みである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...私たちの鑑賞眼からすれば何の美的価値もない仏像に対して敬虔な信仰を捧げている厳粛な事実は...
高見順 「仏像とパゴダ」
...温順にして敬虔な細君の祈祷に頻りに文句をつけるのは...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...敬虔な心を傾けて愛し...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...神社であつても佛閣であつても莊嚴の氣人を壓するものは之を造營した各の人及び爾後の繼續せる長い時の間之に奉仕する人々の敬虔なる態度の具體的表現である...
長塚節 「教師」
...「あの立山を見ると僕は実際ゴルゴタのカルル山を見るやうな敬虔な気持ちになつて心が引きしまらずにはゐられません...
長與善郎 「青銅の基督」
...鹿の子の敬虔な日常に引入(ひきい)れられて...
野村胡堂 「十字架観音」
...單純な故に敬虔なとさへいひ得る眞理である...
三木清 「人生論ノート」
...八年前に亡くなつた「敬虔なる奴僕」の弟で...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森林太郎訳 「祭日」
...ほんに敬虔な人達であったなあ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...きわめて有効で敬虔な情熱をもって民衆の霊魂を燃え立たせないとは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...つまりはそういう対照によって敬虔な魂をよびさまし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼はしばしば最も敬虔なカトリックらしい言葉を吐くけれども...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...敬虔なる若者は仮面をかぶり藁の衣裳をもって身を包んで...
柳田国男 「雪国の春」
...敬虔な思索的な感激は...
吉川英治 「折々の記」
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