「挽」の意味
引く、牽引する
小説での「挽」の使い方
...やがて西草深へ挽込(ひきこ)んで...
泉鏡花 「婦系図」
...その茅屋(ぼうおく)を結ぶにはみずから木挽・大工・石工・泥匠とならざるべからざるところのかのロビンソン・クルーソーを学ばざるべからざらしめたり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...三年も前から同じ師匠を木挽町(こびきちょう)の待合半輪(まちあいはんりん)というへ招き会社の帰掛(かえりが)け稽古(けいこ)に熱心している由を知って互(たがい)にこれは奇妙と手を拍(う)って笑った...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...と申し候は今方木挽町なる後家の許(もと)にて別れ候得念なり...
永井荷風 「榎物語」
......
永井荷風 「書かでもの記」
...上手に挽いたといふ時も...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...どこでも構わないからなるべく早く見物のできるように挽(ひ)いて廻れと命じた...
夏目漱石 「行人」
...遙か彼方の挽(ひき)物細工の貧乏臭い煙草入を引寄せるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...元来木挽町は、以前の土地ではあるし、木挽町へ劇場を建てようという運動は、それよりも一足さきに、これもおなじ土地にあった河原崎座(かわらざきざ)が采女(うねめ)が原(はら)へ新築許可を願い出ていた...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...ハムとライマ・ビーンズ、挽肉とマカロニ、ソーセージと豆……そんな缶詰...
久生十蘭 「だいこん」
...木挽町の柴田氏と云ひ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...天下は再び王朝の勢力を挽回した...
横光利一 「静かなる羅列」
...自作の挽詩(ばんし)を棺前(くわんぜん)で読んだが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...家職と勢力の挽回(ばんかい)...
吉川英治 「新書太閤記」
...六尺ほどの棒杭(ぼうぐい)に打ちつけてくれい」木挽が板をひいて出すと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...信州海の口へ行くといふ荷馬車挽きであつた...
若山牧水 「木枯紀行」
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