...愛想の尽きた蛆虫(うじむし)め...
泉鏡花 「婦系図」
...永遠に尽きない妻妾論が起っていまして...
豊島与志雄 「画舫」
...埒(らち)もない一場の夢はここに尽きて老いたる妻がおのれを呼覚(よびさま)しているのであった...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...けれども水は尽きてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...自然に尽きてしまったのだから是非もありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...業(ごう)が尽きない限り...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこで尽きたからそれで死ぬのです……今生(こんじょう)の善根が...
中里介山 「大菩薩峠」
...おおよそ種子が尽きてしまう...
中里介山 「大菩薩峠」
...奴等の噛煙草(たばこ)が尽きたとなつたら...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...本の話が尽きた時...
夏目漱石 「道草」
...――全く途方にくれてしまいました」佐々村村一は力尽きた様子で...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...やがて桟橋が尽きて...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...尽きぬ味わいがある...
宮本百合子 「科学の常識のため」
...仇敵に廻り逢わざるに路用の金子は尽き果てて」殿様聞くより「アイヤT「皆迄申すな泣けて来る」と文六の手を握って...
山中貞雄 「武蔵旅日記」
...……はや二十三年と経つに」思い出は尽きない...
吉川英治 「新書太閤記」
...美を飛沫(しわぶき)せしむることに尽きるわさ」「さ...
吉川英治 「新書太閤記」
...ついには、蔵人の方が、根気も尽き、不気味にもなって、だんだんに足が遠くなっていた...
吉川英治 「親鸞」
...力も尽き、精も尽き、途方に暮れた顔して、風雨の中に、身を萎(すぼ)めていたお通は、「おお、ばば様か...
吉川英治 「宮本武蔵」
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