...すなわち『進化とは非均等から均等へ、不定から決定へ、無秩序から秩序への変化である』というのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...即(すなは)ち格調定かならぬドゥ・ミュッセエ...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...人間の信仰は定かならぬこそをかしけれ...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...岩の色も定かには分らなんだが...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...寝ている顔のうえの窓から見える空や森の影も定かにはわからず...
徳田秋声 「縮図」
...六かくて常識は平均値的なものや多数性から来る端初的な概念規定から...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...その定かならぬ目差(まなざ)しは乱される...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...事の真偽は定かでありませんけれども...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...官界につきものの朋党比周(ほうとうひしゅう)の擠陥讒誣(せいかんざんぶ)による地位(あるいは生命)の不安定からも免れることができた...
中島敦 「李陵」
...「忠は絶対的の道義である」との断定から出てくる議論である...
蜷川新 「天皇」
...そは定かならねども大方は鹿の来るを見つけて「来た来た」などと口走りたるならんか...
正岡子規 「俳諧大要」
...この男の言うことぁ定かね?お妙 それに違いございませぬ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...未だ定かではない...
柳宗悦 「蓑のこと」
...浦島子の歌などに表われている感じからの選定かと思われて...
柳田国男 「海上の道」
...こうして予定から一箇月も遅れた昨年の十月の末の火曜日にレミヤはやっとの事で...
夢野久作 「霊感!」
...まず前提して――そしてその推定から尊氏軍の進路を図(はか)ってゆくと...
吉川英治 「私本太平記」
...いかにせん凡庸(ぼんよう)はもう定かだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここに一切の仏語(ぶつご)はその概念的固定から救われるのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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