...早速亭主を呼んで訊いて見ると...
石川啄木 「赤痢」
...このいやというが二葉亭の存在を打てば響く声であるといったは何よりも能く二葉亭を説明している...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...二葉亭はとても革命が勃発(ぼっぱつ)した頃まで露都に辛抱していなかったろうと思うが...
内田魯庵 「二葉亭追録」
...獨逸文法』それから又『本科一年乙組茶話會第三土曜横斜亭にて開會...
高濱虚子 「俳諧師」
...彼女はついに閉口して亭主に言った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...これを巧(たく)みに使つて身を落ちつかせてやるは亭主となつた男の思遣(おもいや)り一ツによる事なり...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...それに就いて思い起すことは、永徳ももとより結構に相違ないが――伊達家(だてけ)には、まだ一つ、天下に掛替えのない筆蹟があるはずじゃ、それを御承知か」「伊達家のことでござるから、それは天下に掛替えのない宝が一つや二つではござるまいが――刀剣であろう、茶器であろう、これらは拙者に於てあまり渇望もいたさぬし、また渇望いたしたからとて、拙者のような乞食画かきに、わざわざ宝蔵を開いて見せる物好きな三太夫もござるまいとあきらめています」「それもそうだ、観瀾亭の襖絵は、相当の紹介があれば誰にも見せてくれるだろうが――もう一つのは――これは到底及びもつかないことだろう、その点はあきらめるのが賢明ではあるが、学問のために、伊達家には、しかじかのものがあるということを覚えて置くのは無益でもござるまい」「左様――(そうとう)として他の宝を数えるのは知恵のない骨頂ですが、いったい、あなたがこの際、ぜひ覚えて置けとおっしゃる伊達家の至宝とは何物ですか」「それはなあ、もちろん伊達家のことだから、天下無二の宝が数知れず宝蔵の中に唸(うな)っているには相違ないが――貴殿御執心の永徳よりも、それこそ真に天下一品として、王羲之(おうぎし)の孝経がござるはずじゃ」「王羲之の孝経――」これを聞いて白雲が一時(いっとき)、眼をまるくして栄翁の面(かお)を見つめましたが、押返して、「それは、いささか割引がかんじんじゃ、大諸侯の物とて、一から十まで盲信するわけにはゆかん...
中里介山 「大菩薩峠」
...亭主(ていしゆ)は又(また)苗束(なへたば)へ香煎(かうせん)を少(すこ)し振(ふ)り掛(か)けた...
長塚節 「土」
...――亭主は芝居者で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自分の亭主に、冗談にもせよ戀文(こひぶみ)をつけた相手ですが、それを根に持つて、お茶も出してやらないといつた氣持になれるお靜ではありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大がかりな料亭も珍しくないが...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...という冬亭の句の中に...
久生十蘭 「西林図」
...亭主みたようなときもあったんだ...
火野葦平 「花と龍」
...当の古今亭今松だった...
正岡容 「寄席」
...その点で二葉亭も美妙斎もいろいろ迷つたらしい...
水野葉舟 「言文一致」
...なんでもその亭主(ていしゅ)という者は...
柳田国男 「山の人生」
...おらの亭主から横どりしてるんじゃねえか...
山本周五郎 「青べか物語」
...いや亭の濡れ縁も...
吉川英治 「私本太平記」
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