...大戸村は漁師ばかりのすんでいる...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...次に大戸或女(おほとまどひめ)の神七...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...大戸瀬から約四十分で...
太宰治 「津軽」
...そしてなるほど台所におろした大戸には...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...階下は銀座の表通から色硝子(いろガラス)の大戸をあけて入る見通しの広い一室で...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...大戸の中を覗(のぞ)き込むようにしました...
中里介山 「大菩薩峠」
...福島県南会津郡大戸(おおと)村の雨乞は...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...その奥はマホガニー細工の彫刻付の素晴しい大戸棚で...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...もう大戸を閉めた店先の隈(くま)を指しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...半分は大戸を下ろしてありますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...内廊下が尽きると離屋(はなれ)の入口で、樫の大戸が、どんな事をして打ち破ったものか、滅茶滅茶に叩きこわされ、中には、急いでやって来たらしい和服着流し姿の中年の医者が、係官の来るのを待つともなく、少し職業的な冷たさを装って、小栗桂三郎の死体を護って居ります...
野村胡堂 「流行作家の死」
...十二間間口の半(なかば)まで大戸をおろし...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...大戸に手をかけたまま聞いている青年...
火野葦平 「花と龍」
...大戸前の表の戸を...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...店はもう提灯を消し、大戸をおろして、ひっそりと寝しずまっていた...
山本周五郎 「新潮記」
...続いて小僧は表の大戸を音高く引き降ろした...
横光利一 「上海」
...そこの大戸があくよと見るまに...
吉川英治 「江戸三国志」
...町屋は早く大戸を卸(おろ)し...
吉川英治 「新書太閤記」
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