...「人の一生」――僕はこの雑文の一つにかう云ふ名のあるのを発見した...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...月に名のある鑢山(たゝらやま)...
石川啄木 「葬列」
...殊に名のある茶人には著書というもの一冊もない...
伊藤左千夫 「茶の湯の手帳」
...時の文壇に名のある作家も二三人は知っていた...
田山花袋 「田舎教師」
...東京へ来ては同姓名のあるのを避けた高砂屋福助なども...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...名のある新聞の記者ほど清廉(せいれん)なものはない...
野村胡堂 「胡堂百話」
...お氣の毒さまと言ひながらずつと這入るは一寸法師(いつすんぼし)と仇名のある町内の暴れ者...
樋口一葉 「わかれ道」
...名のある茶屋、料理屋の座敷はこの夜のためにふた月も前から付けこまれる...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...コクレン玉蜀黍には数多(あまた)の地方名のあることは...
柳田國男 「食料名彙」
...必ず総名のあるべきは当然で...
柳田国男 「木綿以前の事」
...たしか慷慨(こうがい)家として名のある人だった...
山本周五郎 「新潮記」
...彼女は殆ど名のある裁縫師のやうになつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...雲上(うんじょう)にまで聞えているほど名のある者ではございませぬ」「その高徳とやらが...
吉川英治 「私本太平記」
...串崎船(くしざきぶね)と名のある串崎も...
吉川英治 「私本太平記」
...親と名のある入道様のお首を……」語るにも...
吉川英治 「新書太閤記」
...泣く子もだまる鎮三山(ちんさんざん)と異名のあるこの州軍総長の黄信を...
吉川英治 「新・水滸伝」
...虎殺しの名のある「行者(ぎょうじゃ)の二郎」武松(ぶしょう)だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...以前から大玄関の前にあった「いちょう城」の名のある大銀杏の焼け肌だけが...
吉川英治 「日本名婦伝」
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