「人事不省」の意味
意識を失い、昏睡状態になること
「人事不省」の例文(場面別)
- 日常会話彼は酔っ払って人事不省の状態だったので、何を言っても無駄だった。
- 医療現場患者は事故の衝撃で人事不省に陥り、すぐに救急処置が施された。
- 小説・文芸激しい痛みのあまり、彼女は一時人事不省となった。
小説での「人事不省」の使い方
...人事不省に陥つたまゝ横になつてゐた...
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」
...人事不省のままここへかつぎこまれたのですから...
海野十三 「火星兵団」
...人事不省(じんじふせい)の青年(男)と...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...人事不省(じんじふせい)の博士と遺留(いりゅう)の鞄(かばん)とを内容物もろとも引取っていったのであった...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...「崩(くず)れる鬼影(おにかげ)!」と不思議な言葉を呟いたまま人事不省(じんじふせい)に陥(おちい)ってしまいました...
海野十三 「崩れる鬼影」
...そのために一週間ばかりも人事不省(じんじふせい)に陥ったままであった...
大隈重信 「青年の天下」
...その人はたちまち意識を失うて人事不省のありさまにおちいってしまう...
丘浅次郎 「脳髄の進化」
...全然人事不省になっていた...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...と悔みの言葉を吐くではありませんか? 昨夜人事不省に陥って居た私は...
西尾正 「陳情書」
...「彼方(かなた)より」と絶叫して人事不省に陥った...
野村胡堂 「楽聖物語」
...国王は再び人事不省(じんじふせい)に陥った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...椅子に座る人事不省(じんじふせい)の男の唇にブランデーを少し流し込んでいた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...しばらく人事不省(じんじふせい)になります...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...忽ち運河の中に墜落して人事不省に陥つた...
牧野信一 「痴酔記」
...二十八日ごろ熱射病となり人事不省に陥った...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今から考へて見ると僕の真の意識はかの野宮に始めて会ひ人事不省に落ちた時以来野宮の恐る可き催眠術の為に何処かへ隠れてしまつて居たのであつた...
村山槐多 「殺人行者」
...又は人事不省に陥っている為め目下の処...
夢野久作 「ココナットの実」
...山口猿夫(さるお)(十七)は左脚の大腿部を骨折し人事不省に陥っている...
夢野久作 「衝突心理」
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