...女中のふしだらまで尾鰭(おひれ)をつけて讒訴(いいつ)けて...
有島武郎 「或る女」
...さういふふしだらな事が出来るのだらうと思ふと...
鈴木三重吉 「桑の実」
...ふしだらな病人達には...
薄田泣菫 「茶話」
...丹三郎の不仕鱈(ふしだら)には限りが無かった...
太宰治 「新釈諸国噺」
...伯母は前から感づいていたお庄の不乱次(ふしだら)を言い立てた...
徳田秋声 「足迹」
...自身の不乱次(ふしだら)を深く後悔しているように見えた...
徳田秋声 「仮装人物」
...却ってふしだらになってしまう...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...ちょっと戸棚をあけてみただけでもふしだらな賤(いや)しい女でないことがわかったものです...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...裸体がふしだらとなる頃には...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いかさまふしだらな...
中里介山 「大菩薩峠」
...それはみんな彼女のふしだらからだなぞと噂されたのは――「それもね...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...この頃急に赤ちやんを尋ねて歩いてゐます――ふしだらをして産んだのでない...
林芙美子 「風媒」
...私は給仕係といちゃつくふしだらな厨房娘にされてしまいました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...あの老人にとんでもないふしだらな関係を発見された場合の気まずさを思って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ふしだらの仕放題...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...もしくは数十代前からの大人の不仕鱈(ふしだら)が遺伝したものである...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...ふしだらや無気力が自然とされ...
吉川英治 「親鸞」
...そのために細君は彼の不為態(ふしだら)と家計の苦しさを怨(うら)んだ揚句...
蘭郁二郎 「穴」
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