...ひたすら修行(しゅぎょう)三昧(ざんまい)に永(なが)い歳月(としつき)を送(おく)った私(わたくし)でございますから...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...某この年月(としつき)数多(あまた)の獣に逢ひたれども...
巌谷小波 「こがね丸」
...ロオマンで三年のとしつき日本の風俗と言葉とを勉強したことが...
太宰治 「地球図」
...それから此の御山に最早や二十年のとしつきと云うもの...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...連れ添うてから長のとしつき奥歯に物の挾まったような心地でばかり過して来た夫婦は...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...長い年月(としつき)――さうして過した長い年月(としつき)を...
田山花袋 「父の墓」
...それともそこで永い永い年月(としつき)の間痩せ衰えていらっしゃるのだろうかと...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...いわれぬ懐(なつか)しい感情と共にこの年月(としつき)の放浪の悲しみと喜びと...
永井荷風 「監獄署の裏」
...しかしそんなものはこの歳月(としつき)唯「お軽(かる)勘平(かんぺい)」のような狂言戯作(げさく)の筋立(すじだて)にのみ必要なものとしていたのではないか...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...種彦はこの年月(としつき)東都一流の戯作者(げさくしゃ)として凡(およ)そ人の羨(うらや)む場所には飽果(あきは)てるほど出入(でいり)した身でありながら...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...重吉はこの歳月(としつき)昼の中(うち)はめったに表通(おもてどおり)へ出たことがないので...
永井荷風 「ひかげの花」
...われ一人住むといへど幾月日(いくとしつき)の過ぎ来しかた思出の夢のかづ/\限り知られず...
永井壮吉 「偏奇館吟草」
...この年月(としつき)を経たり...
夏目漱石 「薤露行」
...歳月(としつき)と...
新美南吉 「鳥右ヱ門諸国をめぐる」
...もう余程の年月(としつき)が立っている...
森鴎外 「百物語」
...二十三年というとしつきはかりそめのものではない...
山本周五郎 「日本婦道記」
...歳月(としつき)たって...
吉川英治 「新・水滸伝」
...長い年月(としつき)...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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