...ずしんと、はげしい地響(じひび)きがしたのは!ずしん!たいへんな地響きだった...
海野十三 「火星兵団」
...居間から旦那様の叫喚(きょうかん)! つづいて廊下をずしんずしんと旦那様の巨躯(きょく)がこっちへ転がってくる気配がした...
海野十三 「什器破壊業事件」
...……愈(やが)てずしんと車輪が大地にバウンドした...
大庭武年 「旅客機事件」
...ずしんと床の上に落ちたような音がして...
アンブローズ・ビアス Ambrose Bierce 妹尾韶夫訳 「マカーガー峽谷の秘密」
...旅行案内を放(ほう)り出して宗近君はずしんと畳を威嚇(おどか)して椽側(えんがわ)へ出る...
夏目漱石 「虞美人草」
...やがて障子(しょうじ)の向(むこう)でずしんと誰か跳(は)ね起きた様子である...
夏目漱石 「虞美人草」
...ずしんずしんと降りて行く...
夏目漱石 「坑夫」
...何だかずしんと枕元で響いたような心持がする...
夏目漱石 「門」
...隅のがたがたベッドにずしんと腰をおろして...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...その底にずしんと坐っている妻の顔があった...
原民喜 「秋日記」
...拍子にずしんと水をおし退(の)けた...
本庄陸男 「石狩川」
...ずしんと頭をうちつけて我にかえった...
本庄陸男 「石狩川」
...すると地面と坑道(こうどう)のかべにずしんと当たるきみょうな音が聞こえて...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...ずしんとこたえないからである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼は寸時もこうしてはいられないといったように、ずしんずしんと、力いっぱい地面を踏みつけながら去っていった...
山本周五郎 「似而非物語」
...こう」彼はずしんずしんと足踏みをした...
山本周五郎 「風流太平記」
...ずしんと腰の坐骨を大地について坐っていた...
吉川英治 「剣の四君子」
...ずしんと地ひびきして権は背中で大地を打ち...
吉川英治 「宮本武蔵」
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