...そのすばしつこい足で人がその前に投げてやつた紙の束にじやれつく...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...左近将監のしつこいことしつこいこと……もう一局もう一局とねだって...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...あまりしつこいので杖で一撃をくれてやつた...
種田山頭火 「行乞記」
...しつこい咳が喘息(ぜんそく)の発作のように激しく起り...
中島敦 「光と風と夢」
...だらだら だらだら しつこい 程だ...
中原中也 「在りし日の歌」
...自分の腹はなぜこうしつこい油絵のように複雑なのだろうと呆(あき)れたからである...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...こんな、しつこい、毒悪な、ねちねちした、執念深(しゅうねんぶか)い奴は大嫌だ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...しつこいと言ってもいいほどの表情を浮かべて言うのだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...きょうは昼飯にいろんなしつこいものを自暴(やけ)につめこんだため...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...しつこい恐ろしい影響となってあらわれているのだ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...これがしつこいんだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...しつこい男ですし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...加之女の匂……しつこい油の匂とごツちやになツたやうな一種動物性の匂が...
三島霜川 「平民の娘」
...若い母親は周囲の人たちのしつこい侮蔑と中傷とにさらされなければならなくなった...
宮本百合子 「傷だらけの足」
...しつこい匂いが煙を投げつけるように...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...」「しつこい出目金だ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...しつこい香水に咽(むせ)て...
矢田津世子 「罠を跳び越える女」
...まさか鈍刀(なまくら)じゃアあるめえな」「しつこいなア...
吉川英治 「新・水滸伝」
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