...人々はよく私にも話しかけて呉れた...
石川啄木 「菊池君」
...こしかけていました...
江戸川乱歩 「おれは二十面相だ」
...娘は嬉しさうにきやつ/\軽躁(はしや)ぎながら色々な事を猩々に話しかけた...
薄田泣菫 「茶話」
...かれはもう、絶望しかけて、夕暮の新宿駅裏の闇市をすこぶる憂鬱(ゆううつ)な顔をして歩いていた...
太宰治 「グッド・バイ」
...たまに私が話しかけてもろくすッぽう返辞もしません...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...弥次馬がその塀の下へ押しかけて来てワイワイと言って噪(さわ)ぎます...
中里介山 「大菩薩峠」
...平次は斯(こ)んな調子で話しかけました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あなたを殺しかけてゐるつて? そんな言葉は使ふべきでない――亂暴な...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...そのまま菜穗子に何か話しかけられて...
堀辰雄 「ふるさとびと」
...うちの一人が陽気に話しかけてきた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...けれども口の中にはちゃんと水気があるような仕掛(しかけ)が出来ていますから...
宮原晃一郎 「椰子蟹」
...もつれたような声で何かくどくどと話しかけた...
矢田津世子 「茶粥の記」
...あまえた声で新八に話しかけ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...正直真っ法の玄徳、天子の命とあっては、違背(いはい)することはできますまい」「そして?」「豹(ひょう)へ向って、虎をけしかけ、虎の穴を留守とさせます...
吉川英治 「三国志」
...上の桝形(ますがた)へ建築しかけている出丸櫓(でまるやぐら)の一端まで...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...女から話しかけられて...
吉川英治 「野槌の百」
...――起しかけた頭をそっと枕へもどして...
吉川英治 「宮本武蔵」
...そして、丑之助の眉に、凡(ただ)ならぬ出来事が起りそうな気色を見たので、「――あれッ」と、それに対して、制止しかけたが、丑之助はかえって彼女のそれに感情の弦(つる)を切って、いきなり片足あげて、前の男を蹴とばしたせつな、彼の石頭は、斜めにいた牢人の胸いたへ打(ぶ)つけて行って、その胸から敵の刀を抜き取るが早いか、自分のうしろへ向って、盲打ちに薙(な)ぎ払った...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
