...ちっとも変わらずにがっしりしているのと同じように...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...テーブルの上にあったがっしりした編上靴を持ちあげて...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...がっしりした原始的な広間で...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...地面は確かにがっしり其処にある...
高村光太郎 「触覚の世界」
...いかにもがっしりと精力的なその姿が...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...マダーム・ドファルジュは彼とほぼ同年輩のがっしりした婦人で...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...口髭(くちひげ)などに威のある彼のがっしりした相貌(そうぼう)は...
徳田秋声 「あらくれ」
...がっしりした鼻と貪慾そうな口...
豊島与志雄 「田舎者」
...がっしりと力が満ちた犬になりました...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...換言すれば彼等は本質的にがっしりとした...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...こんなに大柄でがっしりした女って...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...がっしりした都門を抜けて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...がっしりとした門にソヴェト同盟の国標...
宮本百合子 「明るい工場」
...彼女の身体(からだ)つきが非常にがっしりとしていることと...
室生犀星 「幻影の都市」
...その上の皮ががっしりした顴骨と腮との周囲に厚い襞を拵えて垂れている...
シュミットボン Willhelm Schmidt-Bonn 森鴎外訳 「鴉」
...上も下も八畳二室のがっしりした新築で...
柳田国男 「故郷七十年」
...それに、内蔵助自身が、普請好きとみえ、木口(きぐち)の好(この)み、仕事のやかましさ、職人共が弱っている程、がっしりと、土台から金をかけている』『ふウむ……それほどに』『若い手輩(てあい)の――例えば不破(ふわ)数右衛門、武林唯七などの躍起組(やっきぐみ)が――近頃、大石に対して疎遠(そえん)になりだしたのは、あの普請場を見てからだ、他(ほか)にも、大石の肚を、疑っている者が多い』『その点だな、仲間割れの因(もと)は』『時期のこともある』『時期とは』『すぐ、事を挙げようという組と、大石を取り巻いて、煮え切らないでいる仲間と』『ウム、それもあるな、――しかし、いったい内蔵助自身の本心は、貴公の見込みで、何う思う』『七分三分か』『どっちへ』『考えてみろ、内蔵助だって人間だ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...両腕をがっしり抑えていた...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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