...齧歯類の動物をふせぐのと同様に...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...正造たちも握り飯をだして齧りだした...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...その他(ほか)大してためにもならなかったフランスのパン屑みたいな学問だのを齧(かじ)っていた頃でさえ...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...束ねた断髪の先端が不揃いに鼠でも齧(かじ)ったような形になっているのが妙に眼について印象に残った...
寺田寅彦 「初冬の日記から」
...齧るんだ」庄吉は...
直木三十五 「南国太平記」
...女子供の騒ぎというものはありませんよ」「そうだろうな」「キャッキャッと齧(かじ)り付きますよ」「なるほどそいつは面白そうだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...皆さんのお話を聽き齧(かじ)つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...酢漬の胡瓜を齧(かじ)りながらウォトカを飲み...
久生十蘭 「川波」
...トオストを齧りながら...
堀辰雄 「旅の繪」
...噛み齧つては七転八倒...
牧野信一 「歌へる日まで」
...事毎に反対の意見をおし立てゝ齧み合つてゐる仲だつたが...
牧野信一 「心象風景」
...かような哲学をちょっとでも齧(かじ)ることを非常に偉大なことと心得て思いあがる人々に属するものである...
三木清 「語られざる哲学」
...それから衆馬狂奔して(け)り合い齧(か)み合い打つ叫ぶ大乱戦となったと記す...
南方熊楠 「十二支考」
...」「齧(かじ)ってもかじっても...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...夕食にはカツレツと飯を喰べ林檎(りんご)を齧(かじ)った...
山本周五郎 「青べか日記」
...――書物の講義ばかり齧(かじ)って...
吉川英治 「宮本武蔵」
...木戸銭も無い時は横浜公園のベンチで塩豆か何か齧(かじ)っていた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...鶴嘴(つるはし)の先を齧(かじ)ったほうがましだ」にんじん――こいつは...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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