...君が鰡堀(りゅうぼり)で出会(であっ)たのも大体(だいたい)同種の物だろう...
関根黙庵 「枯尾花」
...「おれの隣へ来たのは鰡八の野郎か...
中里介山 「大菩薩峠」
...鰡八大尽の方では...
中里介山 「大菩薩峠」
...鰡八大尽の使者の足許へ落ちました...
中里介山 「大菩薩峠」
...ちょうどその高楼の二階の一間で、急病に苦しんでいた鰡八大尽は、いま少しばかりその苦しみが退(ひ)いたので、附添のものもホッと息をついているところへ、外の闇の中から、いずこともなくこの突拍子もない大音で、「鰡八、鰡八」と呼びかけたのが耳に入りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...「隣の屋根の上あたりでする声のようだ、隣はいったい何者が住んでいるのだ」大尽は耳をすまして、なおその声を聞こうとしながら附添の者にたずねると、「貧乏医者でございます、貧乏な上に気違い同様な奴でございます」「怪(け)しからん、ナゼ早く買いつぶして立退かせないのだ」「それがどうも……」大尽の御機嫌が斜めになるのを、附添の者はハラハラしていると、「鰡八、病気はどんな塩梅(あんばい)だ、ちっとは落着いたかい」屋根の上でこういう大きな声がしました...
中里介山 「大菩薩峠」
...鰡八大尽は、かなりに腹が大きいから、そんなに物事を気にかける男ではなかったけれど、この道庵の暴言は聞捨てにならないと思いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...さすがに鰡八大尽のすることは...
中里介山 「大菩薩峠」
...ことにこのごろは鰡八大尽(ぼらはちだいじん)と楯を突き合っている時でもあるし...
中里介山 「大菩薩峠」
...鰡八の方はそれで道庵が全く閉口したものと思い...
中里介山 「大菩薩峠」
...来客側ではそれに批評を試みたりなどして鰡八御殿の上では...
中里介山 「大菩薩峠」
...「これは」と鰡八大尽の主客の面々が驚き呆(あき)れているところへ...
中里介山 「大菩薩峠」
...手錠にまでしてしまった鰡八と思えば...
中里介山 「大菩薩峠」
...米友が心で願っている鰡八が...
中里介山 「大菩薩峠」
...洋行に出かけた鰡八大尽(ぼらはちだいじん)がいつ帰って来ないものともわかりません...
中里介山 「大菩薩峠」
...さればこそ鰡八大尽(ぼらはちだいじん)の如きをさえ向うに廻して大いに争ったが...
中里介山 「大菩薩峠」
...秋の鰡(ぼら)のしび釣り...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...鰡(ぼら)の満ちている槽を覗き覗き...
横光利一 「上海」
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