...才兵衛次第に目まいがして来て庭の松の木を鰐口と思い込み...
太宰治 「新釈諸国噺」
...もはや師匠の鰐口も...
太宰治 「新釈諸国噺」
...「お師匠の鰐口様がいつかおっしゃった...
太宰治 「新釈諸国噺」
...お詣(まい)りの鰐口(わにぐち)の音が終日(しゅうじつ)聞こえる...
田山花袋 「田舎教師」
...露店(ろてん)――鰐口(わにぐち)の音がたえず聞こえた...
田山花袋 「田舎教師」
...鰐口(わにぐち)を開(あ)いて嘲笑(あざわら)った声まで聞える...
夏目漱石 「夢十夜」
...鰐口は固(もと)より好かれようとしたとて好かれもすまいが...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...鰐口は只はあはあと云って取り合わない...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...鰐口は講堂での出来は中くらいである...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...とうとう幹事に言って鰐口を禁足にした...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...鰐口の性質は平生(へいぜい)知っている...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...鰐口は人に苦痛を覚えさせるのが常になっている...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...鰐口は顔に嘲弄(ちょうろう)の色を浮べて...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...鰐口なんぞは、長い間同じ部屋にいても、一しょに散歩に出ようと云ったことはない...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...利(き)かない鰐口(わにぐち)を...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...縒(よ)り合せた紅白の色も分らぬほど古びている木綿の綱――鰐口(わにぐち)の鈴から垂れている一条の綱――(恃(たの)め...
吉川英治 「宮本武蔵」
...この鰐口(わにぐち)の鈴を振り鳴らそうとしている...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ふと鰐口の綱を振ろうとした...
吉川英治 「宮本武蔵」
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