...気も魂(たましい)も消し飛ばしてガタガタ慄(ふる)えていましたが...
海野十三 「赤外線男」
...かの歸依(きえ)の和魂(にぎたま)...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...魂(たま)はしのびに息(いき)づきて...
薄田淳介 「白羊宮」
...私は時々何だか彼女は仮にこの世に存在してゐる魂のやうに思へる事があつたのを記憶する...
高村光太郎 「智恵子抄」
...お酒のおあいてはわたしがいたしますから」年増の眼は道夫の魂を誘(いざな)った...
田中貢太郎 「馬の顔」
...尋常の魂は閉(と)ざされたる室である...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そして彼女は打ちしおれ、魂を奪われ、ただ一つの考えにばかり心を向け、ぼんやりと一つ所に据わった目つきをして、幻が消え失せた跡の黒い深い場所を暗夜のうちに見つめてるかのようだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...大空の広大なる青ガラスにも亀裂が見らるるのか?ジャヴェルのうちに起こったことは、直線的な心の撓曲(とうきょく)であり、魂の脱線であり、不可抗の力をもってまっすぐに突進し神に当たって砕け散る、清廉の崩壊であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...我れ死すとも魂魄(こんぱく)をこの土(ど)に留め...
中里介山 「大菩薩峠」
...見たところ柔和なうちに精悍な面魂(つらだましい)と...
中里介山 「大菩薩峠」
...魂が彼の身体を抜出(ぬけだ)して...
中島敦 「木乃伊」
...その魂を『救はれた』とするのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...僕の魂は哭いた...
原民喜 「夢と人生」
...呼出しに人の魂をふらつかせし昔しより...
樋口一葉 「花ごもり」
...そして何時(いつ)の間にか魂が腐ってしまい...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...霊魂の情熱のためにたんに変えられるだけでなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...卑しい霊魂である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(b)わたしの霊魂はこんなにも意気地なしであるから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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