...山で鬼火を見たことがあるか?...
...鬼火が見えたら近づいてはいけないと言われた...
...あの辺りには鬼火が出るという噂がある...
...昔話に出てくる鬼火は怖いと思う...
...暗い夜道で鬼火が見えると不吉な予感がする...
...鬼火のたぐいであるかもしれない...
芥川龍之介 「偸盗」
...ずきんに鬼火をつけて...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「旅の仲間」
...第三六項 井筒の陰火世間には狐火(きつねび)、鬼火と同じく、古井の中より青火を発することがある...
井上円了 「おばけの正体」
...つぎに仮怪とは、これに物理的妖怪と心理的妖怪の二種ありて、物理的妖怪とは狐火(きつねび)、鬼火の類をいい、心理的妖怪とは幽霊、狐憑(つ)きの類を申します...
井上円了 「おばけの正体」
...竹をうごかすと、火はぶらんぶらんとゆれるから、鬼火らしくなる...
海野十三 「骸骨館」
...鬼火もすぐそばで燃える...
海野十三 「骸骨館」
...すなわち幽霊にあったら、幽霊の浮力を観察すればいいんだし、鬼火が出れば、それは空中から酸素をとって燃えているにちがいないんだし、こういう風に、おちついて幽霊をだんだん観察していくと、幽霊がどんなことをする能力があるかが分る」「むずかしいね」二宮少年は顔をしかめる...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...いまだかつて人の目にこれほどの鬼火が見えた事はなかった……『芳一さん!――芳一さん!』下男達は声をかけた『貴方は何かに魅(ばか)されているのだ!……芳一さん!』しかし盲人には聞えないらしい...
小泉八雲 Lafcadio Hearn 戸川明三訳 「耳無芳一の話」
...青白い鬼火がどろどろと燃えた...
豊島与志雄 「狸石」
...下界万丈(げかいばんじょう)の鬼火(おにび)に...
夏目漱石 「虞美人草」
...むしろ自覺を惑はす鬼火の如きものではないであらうか...
波多野精一 「時と永遠」
...忍術とか鬼火、妖狐、白髪の仙人、夢枕というような場面が全巻いたるところに散見して、一様に血みどろの暗い物語であった...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...鬼火を捨てた黒子(くろこ)は...
火野葦平 「花と龍」
...)鬼火奴...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...七日の鬼火(おにび)に至ってはその名の示す如く...
柳田国男 「年中行事覚書」
...二つの青白い鬼火がもつれ合って行くのがホンノリと見えたように思いました...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...舞台の何処かで眼に見えない鬼火がトロトロと燃えているような……ソンナ時のスゴイこと……...
夢野久作 「実さんの精神分析」
...鬼火のごとき火光をかこんで...
吉川英治 「平の将門」
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