...その志向するところ甚だ高遠なるわが黄村先生に於(お)いてをやである...
太宰治 「花吹雪」
...車掌が声高く“高遠原”...
種田山頭火 「旅日記」
...…………そして夜中にはどこかに火事があつた!・こどもなかよくあたゝかく芽ぶく・大(マヽ)鼓たたいてさくらちるばかり(高遠)みすゞかる信濃の国の御幣餅です・ぬけさうな歯がぬけてほつと信濃の月(信濃が木曽になる!)・春の夜ふけるとぬけるまへの歯のなやみ・あの水この水の天龍となる水音(伊那)ひるからは風が出て西駒東駒の残雪(望嶽居)・月あかりして山が山がどつしり( 〃 )五月五日晴...
種田山頭火 「旅日記」
...それは何等の崇高さも高遠さも持たないものであるかのように貶されるのを常とする...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...何か高遠な或いは迂濶な...
戸坂潤 「思想としての文学」
...高遠な憂愁もありません……...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...すべての美しくして高遠なるもののために...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...現今ヨーロッパのもっとも高遠な思想を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼が偉人であっただけにいっそうその教訓は高遠となったから...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その上また高遠なる理想は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...もし予をして幾何か俳句の高遠なる趣味...
正岡子規 「俳句の初歩」
...いまこのことを声を高くしていわねばならぬのだ! わかるか? 大道は複雑高遠のところにあるのではなく...
三好十郎 「斬られの仙太」
...高遠な形而上学ではない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...人間相互の關係を支配する高遠な理想を深く自覺するのであつて...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...高遠な理想にとりつくよりも実際にはひと皿の焼き味噌のなかに真実を噛み当てるものだ...
山本周五郎 「日本婦道記」
...「はや高遠も陥(お)ち...
吉川英治 「新書太閤記」
...高遠の城だけは、まだまだ半月や一月は支えきっていると信じていたが」高遠陥落(かんらく)と聞いたときなど、こういう呟(つぶや)きすら洩らした程である...
吉川英治 「新書太閤記」
...高遠城(たかとおじょう)着(ちゃく)...
吉川英治 「新書太閤記」
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