...阿Qは初め不快に感じてあとになるとだんだん不平が高じて来た...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...猟奇趣味が高じて道楽に素人(しろうと)探偵をやっているという変り種の青年理学士...
海野十三 「ネオン横丁殺人事件」
...岩瀬氏の怒りがますます高じて行くのは無理もないことであった...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...それが高じて、成績の良いことを恥とする気分さえあった...
中谷宇吉郎 「私の履歴書」
...その不便がだんだん高じて極端に達した時利他主義がまた復活する...
夏目漱石 「三四郎」
...かくあらねばならぬとまで高じて参ります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...仕舞にはそれが段々高じて...
夏目漱石 「それから」
...あるいは議論が次第に高じて来て...
新渡戸稲造 「自警録」
...口惜しさが高じてツイやつたんだよ」勝手な囁きの中を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いずれ腕自慢が高じての悪業であろうが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...次第に悪魔的な興味が高じて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いづれ腕自慢が高じての惡業であらうが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...次第に病的な嗜好(しかう)が高じて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...尤(もっと)も曾(かつ)てじゃらくらが高じてどやぐやと成ッた時...
二葉亭四迷 「浮雲」
...高じては常にその道にあこがれてゐた...
水野仙子 「四十餘日」
...だがこの病が高じてくると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それが高じて憎むようにさえなってきた...
山本周五郎 「めおと蝶」
...こんなのが高じて良心を喪うと詐欺をやり...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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