...絶命前には小穴君を苦しめ并せて世間を騒がす惧れあり...
芥川龍之介 「遺書」
...市(いち)に走りて人間(ひと)を騒がすなんど...
巌谷小波 「こがね丸」
...騒がすと蜂の巣のようなもので面倒だ...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...思いがけない懸崖(けんがい)や深淵が路を遮る事の可能性などに心を騒がすようなことなしに夜の宿駅へ急いで行く...
寺田寅彦 「厄年と etc.」
...人の心を騒がすような美しさを持っていました...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...秋風庭樹を騒がすこと頻なり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...おのおの方よりは少し強いようじゃ」「宿を騒がすも気の毒ゆえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...大きな声を揚げて屋敷の中を騒がすべく遠慮するところがあったものらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...破牢の大罪人があって人心を騒がす...
中里介山 「大菩薩峠」
...江戸を騒がすことの根源はそこにある...
中里介山 「大菩薩峠」
...単に久留米の城下を騒がすだけではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...国王がくれた情報は世間を騒がすと思います...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...此の世を騒がす邪宗と見える...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...君の家を騒がすわけだね...
水野葉舟 「土淵村にての日記」
...よるべなみ風の騒がす船人も思はぬ方に磯(いそ)づたひせずと源中将に言われた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「御閑居を騒がす罪はお赦し下さい」幾兵衛は確信して云った...
山本周五郎 「似而非物語」
...そういう人の静かな住居を騒がすことは...
吉川英治 「宮本武蔵」
...私の胸を騒がすような事件が待設(まちもう)けていたのであった...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
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