...その間に大勢の苦力(クウリイ)どもは我々の駕籠(かご)の支度をするのに...
芥川龍之介 「長江游記」
...駕籠の客に対しても何をするかわからぬ物騒な者どもであるが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...駕籠を飛ばせて来たわけです...
中里介山 「大菩薩峠」
...その駕籠屋が朦朧(もうろう)にひとしいもので...
中里介山 「大菩薩峠」
...「駕籠屋(かごや)、もういいから、根岸へ戻せ、築地へ行くのは止めだ、根岸へ戻せ、戻せ」主膳のこう言った言葉と出逢頭(であいがしら)に、外では駕籠屋が、「旦那様、曝(さら)しがございますが、ごらんになっちゃいかがですか」「え、何?」「曝しでございます」主膳の癇癪(かんしゃく)と、駕籠屋の注告とが、ぶっつかって、ちょっと火花を散らしたが、駕籠屋の注告に制せられて、「曝しとは何だ」「ごらんなさいまし」駕籠屋が外から垂(たれ)を上げたものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...駕籠の柄が長すぎて船頭達が困つてゐるなら...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...陪臣(またもの)が駕籠(かご)に乗るわけにも行きません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...たぶん四つ手駕籠(かご)の提灯(ちょうちん)かなんかだろう」と貫兵衛...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三梃の駕籠は鈴ヶ森へ――...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...亂暴なことをするではないか」笹野新三郎は駕籠を離れて平次の方に近づきました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...下手人(げしゆにん)は直ぐ擧がるよ」「駕籠の扉の開いたところを狙つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...また駕籠で戻つたのだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その中に「天使たち」――我々を凌駕するものたち――の住まつてゐる...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「ドゥイノ悲歌」
...駕籠は二人の近くでとまった...
山中貞雄 「中村仲蔵」
...万太郎の駕とそれを囲んでゆく曾根権太夫たちの列は...
吉川英治 「江戸三国志」
...駕かきの群れは、下で――「おや、睨(ね)めつけやがった」「歩きだしたぞ」と、騒ぐ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...すぐ町駕で飛ばしたそうだが...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...ぱらりっと、駕のタレが、刎(は)ね上がった...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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