...そんなに駄々をお捏ねなさる――(ソファに坐る)さあ...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...この何者にも制肘(せいちゅう)されない放縦な駄々ッ子的気分が当時の文学好きの青年の共鳴を惹(ひ)くに十分力があった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...渠らは空想にばかり俘(とら)われて夢遊病的に行動する駄々ッ子のようなものだから...
内田魯庵 「二葉亭追録」
...まるで駄々ッ子のようにやけくそになっているのかとさえ怪しまれた...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...大びらにゆするやうな駄々をこねたりしてゐた...
小穴隆一 「二つの繪」
...お豊」母の前では縦横に駄々(だだ)をこねたまえど...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...駄々をこねて見たりする元気もなくなつてしまつた...
永井荷風 「冬の夜がたり」
...子供の駄々をこねる泣きっぷりと同じようなものでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...簪(かんざし)がこうだのと駄々(だだ)を捏(こ)ねます...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...僕は勇ましい「駄々っ子」だった...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...マーシーディズは駄々つ子のようにびつこをひいて雪道に坐りこんでしまつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...何でもヨシ子がこの頃急に佐賀へ帰ると云って駄々(だだ)をこね出したので...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...そろそろ七男坊の駄々振(だだぶ)りがあらわれて...
吉川英治 「江戸三国志」
...駄々を捏(こ)ねずに帰んなさい」うしろを見せた...
吉川英治 「剣の四君子」
...きイんと癇性(かんしょう)をおびた駄々ッ子声で...
吉川英治 「私本太平記」
...駄々でおむずかりやの三法師も...
吉川英治 「新書太閤記」
...二十歳(はたち)だいの駄々馬...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...まだ駄々っ子そのままな...
吉川英治 「源頼朝」
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