...比較的に子飼ひながら育てた馨にあとを繼がせようとしたのも...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...馨は行つた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...二十一歳既に一家を成した漣は稀(まれ)に見る寧馨児(ねいけいじ)であった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...その他、なお、舎利塔、位牌、如意、持蓮(じれん)、柄香炉(えこうろ)、常花(とこはな)、鈴(れい)、五鈷(ごこ)、三鈷、独鈷(とっこ)、金剛盤(こんごうばん)、輪棒、羯麿(かつま)、馨架(けいか)、雲板(うんばん)、魚板(ぎょばん)、木魚(もくぎょ)など、余は略します...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...お馨さんは、上総(かずさ)の九十九里の海の音が暴風(しけ)の日には遠雷の様に聞ゆる或村の小山の懐(ふところ)にある家の娘であった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...兄姉も皆お馨さんの渡米には不賛成であった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...車に乗ってお馨さんの家に往った...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...七月廿四日夜シヤトルにて馨子姉上様*昨日ニューヨークに着いたし...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...丁度お馨さんが米国で亡くなった其晩に...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...一月十三日米国ブルックリンにて岩倉馨子姉上様彼世(あのよ)からのたよりが又一つ来た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...一月廿日岩倉けい御なつかしき御姉上様御まえに此れがお馨さんの粕谷に寄せた最後の心の波であった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...お馨さんの病死の時は折よく紐育(ニューヨーク)に居合わせ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...当時の無任所公使たる都筑馨六氏は自ら内閣の最大有力者なる某伯を訪ふて政党内閣の攻撃を試み...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...石造のチャモロの家の前に印度素馨(インドそけい)が白々と香り...
中島敦 「環礁」
...多分この裏にでも印度素馨(ジヤスミン)が植わつてゐるのだらう...
中島敦 「夾竹桃の家の女」
...第二の犠牲者「あの女が関子と言うんだとよ」「成程大変なシャンだ」「殺された石井馨之助の娘だぜ」「フーム」「オイオイ前の方は帽子を取ってくれ」「後ろは拝めねえぜ」こんな騒ぎが...
野村胡堂 「悪魔の顔」
...井上(馨(かおる))大蔵少輔...
服部之総 「明治の五十銭銀貨」
...かの素馨(そけい)〔ジャスミン〕などは大いに中国人に好かれる花の一つで...
牧野富太郎 「植物知識」
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