...大まかに掻捜して、御飯、お香こう、お茶の土瓶まで……目刺を串ごと...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...ため息の香こそ仄めけ...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...この清浄心の芬香こそは...
薄田泣菫 「水仙の幻想」
...今だから言ふがこの香こそ名代(なだい)の赤栴檀だよ...
薄田泣菫 「茶話」
...涙香こそは大衆小説中興の祖であり...
野村胡堂 「涙香に還れ」
......
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...真日中の日蔭とぼしき道ばたに流れ澄みたる井手のせせらぎ道ばたに埃かむりてほの白く咲く野いばらの香こそ匂へれ桑の実のしたたるつゆに染まりたる指さきを拭くその広き葉に埃たつ野なかの道をゆきゆきて聞くはさびしき頬白の鳥腰から下をほの白く土埃に染めながら...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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