...饑者猶可レ忍、惑者不レ可二奈何一...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...饑死(うゑじに)をするので...
芥川龍之介 「羅生門」
...黄金丸は饑渇(うえ)に疲れて...
巌谷小波 「こがね丸」
...饑渇(きかつ)の攻(せめ)や...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...明治二十二年の統計表に依れば全国において途上発病または饑餓にて死せしものは僅々(きんきん)千四百七十二人なり(消化器病にて死せしものは二十万五千余人なり)...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...事実は天明の大饑饉の際だったので...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...ミレエは腹が減つて饑(ひもじ)いと言つた...
薄田泣菫 「茶話」
...骨董物は饑饉年に買ひとり...
薄田泣菫 「茶話」
...しかるに野蛮人は饑饉という弾力のない板の上に立っている...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...水涸れて水饑饉のいたましさ...
種田山頭火 「其中日記」
...何をさし置いても饑饉の御用心をしてお置きなさいませよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...戯詠二淡婆姑一所管多植此民間多種是耶非 穀外常偸田土肥 所レ見眼前含レ露秀 安知身後作レ煙飛 余レ茎長植吟翁杖 編レ葉時懸羽客衣 租税頗憑二婆子力一休レ言此物不レ充レ饑戯詠と称しながら...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...妻子が饑(うえ)に泣く――人情忍び難い所だ...
二葉亭四迷 「平凡」
...君の眼は『ルネッサンス以来の住宅建築術』とか『色彩感覚の教育』とか『近代応用美術におけるルネッサンス』とか『芸術品としての書籍』とか『装幀芸術』とか『芸術への饑餓』とかいう標題にぶつかる...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...昔スウェーデン大凶年で饑飢免るべからずと知れた時...
南方熊楠 「十二支考」
...」特務曹長「饑餓陣営のたそがれの中犯(おか)せる罪はいとも深しああ夜のそらの青き火もてわれらがつみをきよめたまえ...
宮沢賢治 「饑餓陣営」
...或は饑に苦しみながら...
和辻哲郎 「鎖国」
...孤独と飢饑の苦しみに対する同情が...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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