...餘りに長過ぎる予の時間を潰す一つの方法としてこの手紙を書き出して見たのである...
石川啄木 「郁雨に與ふ」
...三年辛抱すれば百圓の餘にもなる...
石川啄木 「天鵞絨」
...重荷の一部がおりたかと思へば、我心も輕くなり、金なほ餘れるに、家に歸るより早く、さあ來い、何處へでも、伴れて行つてやらうと、次男と三男とをつれて、立ち出でたり...
大町桂月 「親馬鹿の旅」
...思案に餘つて遂に學生全般に賞を懸けて歌詞を募集することにした...
相馬御風 「校歌「都の西北」と私」
...此方(こつち)が餘程(よつぽど)餒(ひもじ)いや...
徳田秋聲 「絶望」
...是れは無益の疑問なり進歩黨は百二十餘の代議士を有すと稱すれども...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...餘りの眩(まばゆ)さに海から眼を外らして前を見ると...
中島敦 「環礁」
...餘計な世話を燒かせやがる!」と警官は...
中島敦 「環礁」
...『餘程惡い御容態です...
南部修太郎 「疑惑」
...まさか二人の手に餘るやうな事もあるめえ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「思案に餘つて參りました――私の身に大變なことが起つたのでございます」「大變なことにもいろ/\あるが」平次の瞳は漸(やうや)くこの若い客に戻りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...藥草の研究に餘念も無かつたのですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...餘裕といふものがなんとなくとぼしいといふ氣がする...
長谷川時雨 「裸女の畫」
...少(すこ)しは餘裕(よゆう)もあれかしとて朝(あさ)は人(ひと)より早(はや)く起(お)き...
樋口一葉 「軒もる月」
...で英吉利人も餘りに不思議なることであると云ふので...
松本文三郎 「印度の聖人」
...其餘は人懼れて登らず...
南方熊楠 「人柱の話」
...この日は餘程急いで出かけたものらしく...
室生犀星 「渚」
...またその婚約期間が餘り短かいので...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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