...一人で持てんから給仕が介添えして飲む...
板谷波山 「美術学校時代の岡倉先生」
...彼らは水を飲むことはないとハギンス氏は信じている...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...面白くないから飲む、飲めばきつと飲みすぎる、いよいよ面白くないから、ますます飲む、――これを循環的に繰り返して転々するから、末は自殺しかない(その自殺はほがらかな自殺であらうが)...
種田山頭火 「其中日記」
...喫茶店(きっさてん)の清潔なテーブルへすわって熱いコーヒーを飲むのも盛夏の候にしくものはない...
寺田寅彦 「備忘録」
...焦(こが)れた舌で大きな音をさせて其水を飲む...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...映画を見るにせよコーヒーを飲むにせよ...
豊島与志雄 「失われた半身」
...「黙って酒でも飲むのが一番いい...
豊島与志雄 「春盲」
...たしか……同業者仲間の宴会で、ぱっと、はでな一座……というほどじゃありませんが、まあ気持はそうで、飲む、食う、歌う……じゃんじゃんやっていますなかに、ちょっと、私の眼についた妓がいました...
豊島与志雄 「肉体」
...ウィスキーがこの試験場でできるようになったら是公がさぞ喜んで飲む事だろう...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...町へ行くときも、酒を飲むときも、女と遊ぶときも、僕は常にただ一人である...
萩原朔太郎 「僕の孤独癖について」
...薬を飲む階級があり...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...水道の水を飲む時生ぬるくって気味が悪いからホンの少しの氷片を浮かせてその水を冷す事はありますが決して氷その物を食べるのでありません...
村井弦斎 「食道楽」
...茶を飲む風習が農家にはいってから後(のち)に...
柳田国男 「母の手毬歌」
...あいの土山雨が降る」読み来つて淡水を飲むが如し...
山路愛山 「詩人論」
...ちっとばかりの稼ぎで酒も飲む...
山本周五郎 「嘘アつかねえ」
...よそで飲むにも女っけのある店へは決してはいらない...
山本周五郎 「季節のない街」
...この前の夕立でいっぱい溜(たま)っている水を飲む...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...騒ぐと云っても料理屋があるではなく(二軒の蕎麦屋がさし当りその代理を勤めるものであるが)宿屋の酒だとて里で飲むよりずっと割が高くなっているのでさまでは飲まず...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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