...一拶(いっさつ)を残したまま飄然(ひょうぜん)として竹林に去ってしまった...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...飄然(ひょっこり)やって来て...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...二人が眼を閉じるとその体は飄然と空にあがって...
田中貢太郎 「嬌娜」
...薩摩海岸に飄然上陸した一宣教師やが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...会衆の前に飄然(へうぜん)として出て来て...
中原中也 「夭折した富永」
...道也は飄然(ひょうぜん)として越後を去った...
夏目漱石 「野分」
...三(み)たび飄然と中学を去った道也は飄然と東京へ戻ったなり再び動く景色(けしき)がない...
夏目漱石 「野分」
...そんな邪魔な騒ぎをしないでまあ静かにしろと車引やゴロツキを引き込まして飄然(ひょうぜん)と地蔵様の前へ出て来ました」「雪江さん飄然て...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...飄然と牧水氏が訪ねて來て...
萩原朔太郎 「追憶」
...このリカルド・ガリバルジ君が飄然と現れた...
牧逸馬 「ロウモン街の自殺ホテル」
...忽ち飄然として長く往き...
牧野信一 「新興芸術派に就いての雑談」
...身は今旅の旅に在(あ)りながら風雲の念(おも)いなお已(や)み難く頻(しき)りに道祖神にさわがされて霖雨(りんう)の晴間をうかがい草鞋(わらじ)よ脚半(きゃはん)よと身をつくろいつつ一個の袱包(ふくさ)を浮世のかたみに担(にの)うて飄然(ひょうぜん)と大磯の客舎を出でたる後は天下は股の下杖一本が命なり...
正岡子規 「旅の旅の旅」
...酒気を帯びて飄然(ひょうぜん)と『柳亭』に現れた――例によってお玉に金の無心をしたが...
松本泰 「暴風雨に終わった一日」
...それから同夜九時頃になると「飯喰いに行って来る」と称して飄然(ひょうぜん)として下宿を出でそのまま行衛(ゆくえ)を晦(くら)ましたとの事であるが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...よい見せしめじゃ」鐘巻自斎が小野忠雄の門から飄然(ひょうぜん)と出て行くと...
吉川英治 「剣難女難」
...飄然(ひょうぜん)と出て行った...
吉川英治 「三国志」
...金儲けに来たわけではありません」飄然とまた小舟に乗って...
吉川英治 「三国志」
...四国屋の寮からいずこともなく飄然(ひょうぜん)と立ち去ったのは……後の話...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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