...(これは飄亭より注意)第四飄亭曰く...
高浜虚子 「子規居士と余」
...万一飄亭方へでもと存じ聞合候処同人へも一部しか来らずと...
高浜虚子 「子規居士と余」
...蜻蛉の飄逸、胡蝶の享楽、蜂の勤勉、どれもそれ/″\によろしい...
種田山頭火 「其中日記」
...いつもの姿で飄々乎と出歩き...
豊島与志雄 「絶縁体」
...自分の子とは思うていないのかしら」そこへ飄然(ひょうぜん)と竜之助が帰って来ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...十歩に尽くる岨路(そばみち)を飄然(ひょうぜん)として左へ折れたぎり見えなくなった...
夏目漱石 「虞美人草」
...去年の春飄然(ひょうぜん)と東京へ戻って来た...
夏目漱石 「野分」
...のみならず時には勝手口から飄然(ひょうぜん)と舞い込む事もある...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...其招牒の幟は風に篇翻と飄り兩岸の厦樓高閣は大江に臨み...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...陽春二三月 楊柳斉作レ花春風一夜入二閨闥一楊花飄蕩落二南家一含レ情出レ戸脚無レ力 拾二得楊花一涙沾レ臆秋去春来双燕子 願銜二楊花一入裏一灯の下に横坐りになりながら...
林芙美子 「新版 放浪記」
...又飄然として帰つて来た...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...飄々(ひょうひょう)として軽ろやかな天来の(デモニカル)芸術である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...透谷と月下に語れば清(せいく)飄渺(へうべう)として神仙の如し...
山路愛山 「北村透谷君」
...人物は飄逸であったが...
山本笑月 「明治世相百話」
...多年小説や雑俳などで鍛えた飄逸の点が筆端にも現われて...
山本笑月 「明治世相百話」
...よい見せしめじゃ」鐘巻自斎が小野忠雄の門から飄然(ひょうぜん)と出て行くと...
吉川英治 「剣難女難」
...一夜北風寒し万里雲(とううん)厚く長空雪は乱れ飄(ひるがえ)る改め尽す山川の旧(ふる)きを白髪の老衰翁(ろうすいおう)盛んに皇天の祐(たすけ)を感ず驢(ろ)に乗って小橋を過ぎ独り梅花の痩せを嘆ず玄徳は...
吉川英治 「三国志」
...飄々などと形容するのは妙なようだけれど...
蘭郁二郎 「脳波操縦士」
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