...颯(さっ)と風の通る庇間に月が見えた...
泉鏡花 「婦系図」
...自分ながら顔や唇から颯(さっ)と血の気の引いてゆくのが感ぜられるようであった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...颯(さ)っと亭主の顔色が変りました...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...颯子カ女中ガ勤メルノデアルガ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...颯子書斎ニ高粱ト頭...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...予ハ勿論颯子ヲモデルニスルヲ石屋ヤ五子等ニ悟ラセハシナカッタ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...そんな颯爽たるおもむきの文字がひとごとながら気恥しいので...
牧野信一 「泉岳寺附近」
...群集のざわめきでゞもあるかのやうに颯爽と若者の耳に伝はつた...
牧野信一 「パンアテナイア祭の夢」
...やがて逸早く颯ツと便所へ飛び込むのであつた...
牧野信一 「街角」
...私は初めてメイ子を抱いて颯々と引きあげてゐる自分の姿に気づいた...
牧野信一 「武者窓日記」
...ゑんえんと読みつづけて次第に颯然たる元気をとり戻してゐた...
牧野信一 「ユリイカ・独言」
...しかも島に遊ぶこと一時間余り余りにも颯々とまともに安房上総から吹付けて来る涼風のため私は肌に粟をさへ生じて来て慌てゝかへりの舟へ乗込むことが屡々であつた...
正岡容 「山の手歳事記」
...颯(さっ)と悲哀のいろがうかびました...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...老人の姿たるや颯爽(さっそう)たるものであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...スマートな旅行服の青年が颯爽(さっそう)と這入って来た...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...颯爽(さっそう)...
吉川英治 「新書太閤記」
...余り颯爽(さっそう)としない田舎風の老武士が見えた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...颯々...
吉川英治 「宮本武蔵」
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