...民或有二奔亡風狂者一...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...民或は奔亡(ほんばう)風狂(ふうきやう)する者有り...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...彼の風狂(ふうきやう)は芝居に見るやうに洒脱とか趣味とか云ふものではない...
芥川龍之介 「続芭蕉雑記」
...彼の命をも賭した風狂である...
芥川龍之介 「続芭蕉雑記」
...しかし彼の風狂はこの句の中にも見えると思つてゐる...
芥川龍之介 「続芭蕉雑記」
...惟然の風狂を喜ぶものは...
芥川龍之介 「続芭蕉雑記」
...若し彼の風狂を「とり乱してゐる」と言ふ批評家でもあれば...
芥川龍之介 「続芭蕉雑記」
...旅がなつかしくもある、秋風が吹きはじめると、風狂の心、片雲の思が起つてくる、……しかし、私は落ちついてゐる、もう落ちついてもよい年である...
種田山頭火 「行乞記」
...(風狂文章)古人がすでに言いきっている...
種田山頭火 「草と虫とそして」
...風狂、風流、風雅...
種田山頭火 「其中日記」
...風狂者によくある嶮(けわ)しさのうちに一脈滑稽じみたところがある...
田畑修一郎 「石ころ路」
...いかづち怒り風狂ひ山河もどよみ震ふとき天潯高く傾けて下界に注ぐ雨の脚やめば名殘の空遠く泛ぶ七いろ虹のはし...
土井晩翠 「天地有情」
...江陵去りて行先は武昌夏口の秋の陣一葉(えふ)輕く棹さして三寸の舌呉に説けば見よ大江の風狂ひ焔亂れて姦雄の雄圖碎けぬ波あらく...
土井晩翠 「天地有情」
...もしくは風狂人などと呼ばれた中年者が...
柳田国男 「木綿以前の事」
...もし八大山人に風狂のことばを吐かせたら何といふだらう...
吉川英治 「折々の記」
...高時の風狂的発作は一再でないが...
吉川英治 「私本太平記」
...かかる御風狂沙汰は...
吉川英治 「私本太平記」
...そして暗君、風狂、奢侈(しゃし)、安逸、あらゆる悪政家の汚名はいま高時の名にかぶせられて来たが、高時にいわせれば、じぶんの知ったことではあるまい...
吉川英治 「私本太平記」
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