...風儀は確に悪いようです...
芥川龍之介 「上海游記」
...ただ国民の道徳的風儀の一点においては遺憾の点がはなはだ多かったところからして...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...こんな風儀はどこの国に行っても変った事はない...
井原西鶴 宮本百合子訳 「元禄時代小説第一巻「本朝二十不孝」ぬきほ(言文一致訳)」
...其の結果として裏面の風儀が次第に乱れるは止むを得ぬ...
丘浅次郎 「人類の将来」
...家中(かちゆう)の風儀が悪くなるからといふので...
薄田泣菫 「茶話」
...したがってその風儀もその人格も軽薄になって...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...その結果多少男子同士の風儀が乱れていた...
豊島与志雄 「道連」
...女には純潔な風儀...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...他国人を相手に悪い風儀も多少ございまして...
中里介山 「大菩薩峠」
...とにかくよほど予備門などにおったわれわれ時代の書生の風儀(ふうぎ)は乱暴でありました...
夏目漱石 「模倣と独立」
...おたがいに顔が知れずにすむところから真暗三宝(まっくらさんぽう)に乳くりあうという風儀の悪いお祭なんです...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...彼處(あそこ)は風儀が惡いからいけないと身内の者に反對されたさうだ...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...今も時々は旅客の袂(たもと)について施(ほどこ)しを求める風儀が残っているぐらいで...
柳田国男 「こども風土記」
...「これはどうもこの村の風儀上面白くない」と小学校の校長さんが抗議を申込んだために...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...いまはそんな風儀にかまいなく疎開の男女がそれぞれ有縁(うえん)の軒に込み入っていた...
吉川英治 「私本太平記」
...武門の風儀が廃(すた)れていなかったら...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...あやしげな女の袖を引く世であるから街道の風儀や国々の府の猥雑放縦(わいざつほうじゅう)な有様も思いやるに余りがある...
吉川英治 「源頼朝」
...一般の通念にある風儀道徳とか...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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