...大正(たいしやう)八年(ねん)から以後(いご)十箇年(かねん)間(かん)に四十二億圓(おくゑん)に上(のぼ)つた位(くらゐ)巨額(きよがく)の輸入超過(ゆにふてうくわ)をしたのである...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...貴方の目印のその額の傷を隠すんだわ...
海野十三 「鍵から抜け出した女」
...額の皺が人間の閲歴を如実に語るものである事は言う迄もなかろう...
高村光太郎 「人の首」
...月給の額も上って来て...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...弾が額を割っており...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...十徳の老人が、額面を、それからそれと見て歩いているから、兵馬とは後になり、先になり、重なり合って立ちどまることもあります...
中里介山 「大菩薩峠」
...どこへ俺を伴(つ)れて行くんだい」潮吹(ひょっとこ)の面を禿げた前額へ上げた市五郎は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十四日夜の宮城占領組は、録音盤を追いかけまわしているうちに夜が明け、いかんながら昼興行(マチネ)の準備がなかったのでウヤムヤに終演になってしまったが、わからずやの徹底抗戦派や国体護持派が、額に手をあてて、〈いや敗けました〉とニッコリ笑ってひっこむとは思えない...
久生十蘭 「だいこん」
...額の肉がぴくぴくと痙攣した...
北條民雄 「道化芝居」
...障子(しょうじ)の上にくっきりした小さな楕円形(だえんけい)の額縁(がくぶち)をつくり...
堀辰雄 「美しい村」
...われと画額との間に立ちて障礙(しょうげ)をなしつ...
森鴎外 「うたかたの記」
...彼は参河(みかわ)ノ国(くに)額田郡(ぬかだごおり)の郷士であって...
山本周五郎 「死處」
...自分のも加えて三人の仲間がかきあつめることのできた額は...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...生れつきなる豹(ひょう)のごとき狭い額(ひたい)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...廻廊へ額(ぬかず)いて...
吉川英治 「茶漬三略」
...地代の減額の形で...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...穀価が少くとも奨励金に等しい額だけ下落しない限り...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...父は大きな手を引き寄せ額を二度三度とこすりました...
J. S. レ・ファニュ J.S.Le Fanu The Creative CAT 訳 「ドラムガニョールの白い猫」
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