...頼もしい御姿(おすがた)だったのです...
芥川龍之介 「俊寛」
...彼は漢那君と同じくらいに出来た末頼もしい青年であったが...
伊波普猷 「私の子供時分」
...「頼もしいのは、そっちだよ」俺が言ったのは金原へのお愛想ではない...
高見順 「いやな感じ」
...頼もしい」と俺はふざけた...
高見順 「いやな感じ」
...貴方だって少しは私の気持身に染みて下さるかしら? 身に染みて下さるようなら頼もしいんだけれど……ではいずれ水曜日にね……お約束の八万六千ペセタの小切手ここに封入しておきます...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...何とも頼もしい限りである...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...そいつあ頼もしいや!」と...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...この題を見てスグさまドヴォルシャックを連想してくれるような読者ならまず頼もしい...
辻潤 「ふもれすく」
...頼もしい同志の一人である...
直木三十五 「南国太平記」
...お若いに頼もしいことじゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...それだけ頼もしいと思っていたのに――今となって...
中里介山 「大菩薩峠」
...「それらの人は皆めい/\自分の裡(うち)に神を感じる事の出来る頼もしい人達なのです...
長與善郎 「青銅の基督」
...「頼もしいもんですか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「こんな正念場でニヤニヤ笑って居れるのは我れながら頼もしいが...
久生十蘭 「魔都」
...黄金の飾りのついた兜や剣や古判などがかたことと触れ合つて実にも頼もしい響きを囁やいてゐた...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...頼もしい祖父母たちがついていられるのであるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...男の方(かた)も一人々々末頼もしい婿さんばかりだ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...韓当(かんとう)などの頼もしい者もいた...
吉川英治 「三国志」
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